特許
J-GLOBAL ID:201803004360022197

点接合用ツール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-119188
公開番号(公開出願番号):特開2018-140444
出願日: 2018年06月22日
公開日(公表日): 2018年09月13日
要約:
【課題】2つの金属板が接合部近傍において離間せず、且つ、接合部において必要な接合強度を確実に得ることができ、しかも、生産管理上において扱い易い摩擦攪拌点接合用ツールを提供する。【解決手段】ツール本体1のピン3側の端面は、ツール本体1の長手方向他端側に行くにつれて次第に縮径する凹状面2aであり、ピン3の側面のツール本体1との連続部分には、ツール本体1に近づくにつれて次第に湾曲しながら拡径する湾曲拡径部3cが設けられており、湾曲拡径部3cは、両金属板4,5を摩擦熱で軟化させて溶接する際に、該摩擦熱で軟化された軟化金属部分7bが、該湾曲拡径部3cに沿ってピン3から離れる方向に流れた後、第1金属板4側に移動して、ピン3の側面に沿って湾曲拡径部3cに戻る渦状の流れを形成するような形状に設定されている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
棒状のツール本体と、該ツール本体の長手方向一端の軸心上に突設されたピンとを備え、重ね合わせた第1及び第2金属板の第1金属板側に上記ピンの突出端が対向する姿勢で上記ツール本体を軸心回りに回転させ、且つ、上記両金属板に上記ツール本体のピン側を押し込むことにより上記両金属板を摩擦熱で軟化させて互いに固相接合させる点接合用ツールであって、 上記ツール本体の上記ピン側の端面は、上記ツール本体の長手方向他端側に行くにつれて次第に縮径する凹状面であり、 上記ピンの側面の上記ツール本体との連続部分には、上記ツール本体に近づくにつれて次第に湾曲しながら拡径する湾曲拡径部が設けられており、 上記湾曲拡径部は、上記両金属板を摩擦熱で軟化させて溶接する際に、該摩擦熱で軟化された軟化金属部分が、該湾曲拡径部に沿って上記ピンから離れる方向に流れた後、上記第1金属板側に移動して、上記ピンの側面に沿って上記湾曲拡径部に戻る渦状の流れを形成するような形状に設定されていることを特徴とする点接合用ツール。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (1件):
B23K20/12 344
Fターム (6件):
4E167AA06 ,  4E167BG05 ,  4E167BG06 ,  4E167BG11 ,  4E167BG13 ,  4E167BG26
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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