特許
J-GLOBAL ID:201803005081714964
多重遺伝子導入手法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
高島 一
, 土井 京子
, 鎌田 光宜
, 田村 弥栄子
, 小池 順造
, 當麻 博文
, 赤井 厚子
, 戸崎 富哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-097706
公開番号(公開出願番号):特開2018-191561
出願日: 2017年05月16日
公開日(公表日): 2018年12月06日
要約:
【課題】 1回の遺伝子導入操作で、複数又は多数の外来DNAをゲノムDNA中に挿入することができる、有用な遺伝子導入法を提供すること。【解決手段】 ゲノムDNA上の2以上の部位へ外来DNAを挿入する方法であって、2コピー以上点在する、200bp以上のヌクレオチド配列を含むゲノム二本鎖DNAを有する宿主細胞内において、該ゲノム二本鎖DNA、並びに該200bp以上のヌクレオチド配列又はその部分配列と相同なヌクレオチド配列、及び外来DNA配列を含むドナーDNAを、該200bp以上のヌクレオチド配列中の選択された標的ヌクレオチド配列と特異的に結合し、該標的ヌクレオチド配列内でDNAを切断するヌクレアーゼと接触し、該ゲノム二本鎖DNA上の該200bp以上のヌクレオチド配列と該ドナーDNAに含まれる該200bp以上のヌクレオチド配列又はその部分配列と相同なヌクレオチド配列との間で相同組換えを生じさせることにより、該外来DNA配列を、ゲノム二本鎖DNAに含まれる2コピー以上の該200bp以上のヌクレオチド配列に挿入することを含み、該相同なヌクレオチド配列は、該標的ヌクレオチド配列を含み、該標的ヌクレオチド配列内でDNAを切断した場合、該200bp以上のヌクレオチド配列を含むゲノムDNAに対して、相同組換えを生じるのに十分な程度の配列同一性及び長さを有する、方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ゲノムDNA上の2以上の部位へ外来DNAを挿入する方法であって、
2コピー以上点在する、200bp以上のヌクレオチド配列を含むゲノム二本鎖DNAを有する宿主細胞内において、
該ゲノム二本鎖DNA、並びに
該200bp以上のヌクレオチド配列又はその部分配列と相同なヌクレオチド配列、及び外来DNA配列を含むドナーDNAを、
該200bp以上のヌクレオチド配列中の選択された標的ヌクレオチド配列と特異的に結合し、該標的ヌクレオチド配列内でDNAを切断するヌクレアーゼと接触し、
該ゲノム二本鎖DNA上の該200bp以上のヌクレオチド配列と該ドナーDNAに含まれる該200bp以上のヌクレオチド配列又はその部分配列と相同なヌクレオチド配列との間で相同組換えを生じさせることにより、該外来DNA配列を、ゲノム二本鎖DNAに含まれる2コピー以上の該200bp以上のヌクレオチド配列に挿入することを含み、
該相同なヌクレオチド配列は、該標的ヌクレオチド配列を含み、該標的ヌクレオチド配列内でDNAを切断した場合、該200bp以上のヌクレオチド配列を含むゲノムDNAに対して、相同組換えを生じるのに十分な程度の配列同一性及び長さを有する、方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
4B065AA80X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065BB12
, 4B065BB15
, 4B065BB19
, 4B065BB29
, 4B065BB31
, 4B065BC46
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
ゲノム修飾のための方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2014-508155
出願人:アミリス,インコーポレイテッド
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
Nucleic Acids Research, 2007, Vol.35, No.12, p.1-8
-
Molecular Therapy, 2011, Vol.9, No.9, p.1636-1644
前のページに戻る