特許
J-GLOBAL ID:201803006040020547
燃料噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
矢作 和行
, 野々部 泰平
, 久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-251786
公開番号(公開出願番号):特開2018-105212
出願日: 2016年12月26日
公開日(公表日): 2018年07月05日
要約:
【課題】スプリングを変更することなく開弁時間を長くすることができる燃料噴射装置を提供する。【解決手段】燃料噴射装置100は、ノズルニードル60が上昇するとき、減速機構80によって燃料溜り室67が形成される。燃料溜り室67は、ノズルニードル60が開弁方向に変位して所定のリフト位置から上限位置に達するまでの間にわたって、受圧部61と仕切壁64との間の連通路63とは離れた位置に形成される。燃料溜り室67が形成されると、燃料溜り室67の燃料が圧縮されて、ノズルニードル60の上昇とは反対の力がノズルニードル60に作用する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
燃料流路(15)を通じて供給される燃料を噴孔(44)から噴射し、供給された燃料の一部を戻り流路(16)に排出する燃料噴射装置(100)であって、
前記噴孔、前記燃料流路に連通する高圧燃料通路(51a)、前記高圧燃料通路を通じて供給される燃料が流入する圧力制御室(53)、前記圧力制御室の燃料が流出する燃料流出室(54)、前記圧力制御室から前記燃料流出室に燃料を流出する流出通路(52b)、および前記燃料流出室から前記戻り流路へと燃料を排出する排出通路(51b)を形成している弁ボデー(40)と、
前記弁ボデーに収容され、前記圧力制御室の圧力変動によって往復変位することにより、前記噴孔を開閉する弁体(60)と、
前記燃料流出室に収容され、前記流出通路が連通した開状態と前記流出通路を遮断した閉状態とを切替えて、前記圧力制御室の圧力を変動させる制御部材(33)と、
前記制御部材の閉状態と開状態とを切替える駆動部(30)と、
前記弁ボデーに収容され、前記弁体を閉弁方向に向けて付勢するスプリング(66)と、を含み、
前記弁ボデーは、
前記弁体の開弁方向側に位置し、前記圧力制御室の圧力が作用する受圧部(61)が挿入されている弁圧室(62)と、
前記弁圧室と前記圧力制御室とを仕切り、前記圧力制御室と前記弁圧室とを連通する連通路(63)が形成されている仕切壁(64)と、をさらに有し、
前記圧力制御室の圧力減少によって、前記弁体が開弁方向側に最も変位した上限位置では、前記仕切壁と前記受圧部との間には隙間があり、
前記仕切壁および前記受圧部には、前記弁体が開弁方向に変位して所定のリフト位置から上限位置に達するまでの間にわたって、前記受圧部と前記仕切壁との間の前記連通路とは離れた位置に燃料溜り室(67)を形成する減速機構(80)が設けられている燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02M 47/00
, F02M 51/06
, F02M 61/16
, F02M 61/10
FI (5件):
F02M47/00 L
, F02M47/00 F
, F02M51/06 K
, F02M61/16 F
, F02M61/10 L
Fターム (8件):
3G066AA07
, 3G066CC08U
, 3G066CC11
, 3G066CC61
, 3G066CC63
, 3G066CC67
, 3G066CE22
, 3G066DA01
引用特許:
出願人引用 (6件)
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ニードル弁のリフトダンパー
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-141690
出願人:いすゞ自動車株式会社
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燃料噴射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-026165
出願人:株式会社デンソー
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燃料噴射弁及び燃料噴射システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-145783
出願人:株式会社デンソー
-
変位量検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2012-055985
出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
-
燃料噴射弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-246726
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
燃料噴射弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-214298
出願人:トヨタ自動車株式会社
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