特許
J-GLOBAL ID:201803006040083824

非常用エレベータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 三好 秀和 ,  高橋 俊一 ,  伊藤 正和 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-128952
公開番号(公開出願番号):特開2018-002353
出願日: 2016年06月29日
公開日(公表日): 2018年01月11日
要約:
【課題】 火災発生時に乗場ドアスイッチのケーブルで地絡が発生して安全回路電源保護素子が動作しても、二次消防運転を可能とする非常用エレベータを提供する。【解決手段】 実施形態によれば非常用エレベータは、2次消防運転スイッチと、安全回路と、安全回路電源保護素子と、消防運転時操作スイッチと、非常運転制御装置とを備える。消防運転時操作スイッチは、2次消防運転スイッチを “ON” 操作しても2次消防運転が不可能なときに2次消防運転が可能な状態に切り替えるためのスイッチである。非常運転制御装置は、2次消防運転スイッチが “ON” 操作され、乗場ドアスイッチのケーブルで地絡が発生し安全回路電源保護素子の動作により安全回路への電源が遮断されているときに、消防運転時操作スイッチが “ON” 操作されると、乗場ドアスイッチを電源から切り離し、安全回路への電源を復帰させて2次消防運転を可能にする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
火災発生時に “ON” 操作されると、自エレベータの乗場ドアおよびかごドアの戸開閉状態に関わらず乗りかごの走行が可能な2次消防運転に切り替える2次消防運転スイッチと、 自エレベータ内で運転の安全性に関わる事態の発生が検出されたときに運転を停止させる安全回路と、 自エレベータ内で過電流が発生したときに前記安全回路への電源を遮断する安全回路電源保護素子と、 前記2次消防運転スイッチを “ON” 操作しても前記2次消防運転が不可能なときに、前記2次消防運転が可能な状態に切り替えるための消防運転時操作スイッチと、 前記2次消防運転スイッチが “ON” 操作され、自エレベータの乗場ドアの開閉状態を検出する乗場ドアスイッチのケーブルで地絡が発生し前記安全回路電源保護素子の動作により前記安全回路への電源が遮断されているときに、前記消防運転時操作スイッチが “ON” 操作されると、前記乗場ドアスイッチを電源から切り離し、前記安全回路への電源を復帰させて前記2次消防運転を可能にする非常運転制御装置と を備えることを特徴とする非常用エレベータ。
IPC (1件):
B66B 5/02
FI (2件):
B66B5/02 R ,  B66B5/02 E
Fターム (3件):
3F304CA03 ,  3F304EA22 ,  3F304EA30
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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