特許
J-GLOBAL ID:201803006521719218
生物由来液獲得方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
特許業務法人たかはし国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-114814
公開番号(公開出願番号):特開2018-007654
出願日: 2017年06月12日
公開日(公表日): 2018年01月18日
要約:
【課題】新規の成分組成又は特性・物性を有する生物由来液、生物由来粉末残渣、及び、精油を提供すること。【解決手段】粗破砕撹拌機を有する抽出容器100、冷却器200、該抽出容器内を減圧する減圧器300、及び、生物由来液を獲得する回収獲得容器400を具備した固液分離装置を使用して、生物が有する細胞水と酵素とを含有する生物由来液Bを獲得する方法であって、該粗破砕撹拌機によって、少なくとも主たる抽出中は、細胞膜を破壊しないように粗破砕しつつ撹拌し、酵素を失活させないように25°C以上45°C以下の温度範囲を維持し、細胞水の蒸発熱で該生物の温度が45°Cを超えないように、内容積1m3の抽出容器当たり、常圧体積20m3/時間以上の気体排出能力を有する水エジェクタ301を用い、圧力を10kPa以下で、細胞膜を通過した細胞水と酵素とを抽出する生物由来液獲得方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生物を粗破砕しつつ撹拌する粗破砕撹拌機、生物及び抽出容器内を加熱する加熱ユニット、生物から発生する気体を取り出す気体取出口、及び、抽出後に生物の粉末残渣を取り出す粉末残渣取出口を有する抽出容器;
該気体取出口から取り出された気体を冷却する冷却器;
該抽出容器内を減圧する減圧器;並びに;
該冷却器で冷却されて液化した抽出液を回収し、そこから生物由来液を獲得する回収獲得容器;
を少なくとも具備した固液分離装置を使用して、
抽出溶媒も抽出蒸気も実質的に添加せずに、生物から、該生物が有する細胞水と該生物が有する失活していない酵素とを含有する生物由来液を獲得する生物由来液獲得方法であって、
該粗破砕撹拌機によって、少なくとも主たる抽出中は、該生物の細胞が有する細胞膜を実質的に破壊しないように、該生物を1mm以上20mm以下に粗破砕しつつ撹拌し、
該加熱ユニットによって、少なくとも主たる抽出中は、該生物を、該生物が有する酵素を失活させないように、25°C以上45°C以下の温度範囲を維持し、
該減圧器として、該生物が有する酵素を失活させないために、細胞水の蒸発熱で該生物の温度が45°Cを超えないように、内容積が1m3の抽出容器を用いた場合に換算して、常圧体積20m3/時間以上の気体排出能力を有する水エジェクタを用い、
該水エジェクタによって、少なくとも主たる抽出中は、該抽出容器内の圧力を10kPa以下に維持して、該生物の細胞から細胞膜を通過した細胞水と酵素とを抽出することを特徴とする生物由来液獲得方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (14件):
4B050CC10
, 4B050DD01
, 4B050DD11
, 4B050DD13
, 4B050EE10
, 4B050FF01C
, 4B050FF20C
, 4B050LL01
, 4B050LL02
, 4B050LL10
, 4H059BC03
, 4H059BC13
, 4H059BC23
, 4H059CA19
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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