特許
J-GLOBAL ID:201803007054223781

透明な粘着剤層を有する粘着剤シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 田中 伸一郎 ,  弟子丸 健 ,  大塚 文昭 ,  西島 孝喜 ,  須田 洋之 ,  上杉 浩 ,  近藤 直樹 ,  那須 威夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-115177
公開番号(公開出願番号):特開2018-159081
出願日: 2018年06月18日
公開日(公表日): 2018年10月11日
要約:
【課題】容易かつ安価に製造でき、光学部材積層体の接合に使用されたとき、内部反射を効果的に抑制することができる粘着剤層を含む粘着剤シートを提供すること。【解決手段】粘着剤層の表面から厚み方向のある範囲にわたって、粘着剤層のベース材料よりも高い屈折率を有する屈折率調整区分を形成することによって、該粘着剤層が光学部材の接合に使用されたとき、これら光学部材によって形成される積層体における内部反射を抑制する。支持体と、該支持体上の透明な粘着剤層とからなる粘着剤シートが該開示され、該粘着剤シートにおいて、粘着剤層は、一方の主面から厚み方向にわたって透明な粘着剤ベース材料により本質的に形成されるベース粘着剤区分と、該粘着剤層の他方の主面から厚み方向にわたって形成された透明な粘着性の屈折率調整用区分とを含み、該屈折率調整用区分は、前記粘着剤ベース材料の屈折率より高い屈折率を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
支持体と、該支持体上の透明な粘着剤層とからなる粘着剤シートであって、 前記粘着剤層は、透明な粘着剤ベース材料からなり相対向する2つの主面を有する単一層であり、前記2つの主面の一方から厚み方向にわたって前記透明な粘着剤ベース材料により本質的に形成されるベース粘着剤区分と、該単一層の粘着剤層の前記2つの主面の他方から厚み方向にわたって形成された透明な粘着性の屈折率調整用区分とを含み、 該屈折率調整用区分は、前記単一層の粘着剤ベース材料に、該粘着剤ベース材料の屈折率より高い屈折率を有する材料を含ませた構成であり、 該屈折率調整用区分は、前記粘着剤層の厚み方向に、不規則な深さで存在し、 該屈折率調整用区分の厚みが20nm〜600nmであり、 該屈折率調整用区分の厚みは、各測定位置において、高屈折率材料粒子の90%が存在する深さの範囲を、その測定位置における区分の厚み測定値とし、複数の測定位置における測定値を平均したものである ことを特徴とする粘着剤シート。
IPC (2件):
C09J 7/38 ,  C09J 201/00
FI (2件):
C09J7/38 ,  C09J201/00
Fターム (11件):
4J004AA10 ,  4J004CA06 ,  4J004CC02 ,  4J004DB01 ,  4J040DF041 ,  4J040HA136 ,  4J040JB09 ,  4J040LA10 ,  4J040MA10 ,  4J040MB03 ,  4J040NA17
引用特許:
審査官引用 (13件)
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