特許
J-GLOBAL ID:201803007192910587

アクリロニトリルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  鈴木 三義
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-502264
特許番号:特許第6264283号
出願日: 2013年02月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 アクリロニトリルの製造方法であって、 プロピレンと、分子状酸素と、アンモニアとを含む原料ガスを、流動層触媒(a)に接触させて気相接触アンモ酸化を行い、アクリロニトリルを得る、気相接触アンモ酸化工程を含み、 前記流動層触媒(a)が、鉄、アンチモンおよびテルルを含有する触媒であり、 前記気相接触アンモ酸化工程が、テルル及びモリブデンからなる群より選択される少なくとも1種の元素を含む化合物、並びに下記一般式(1)で表される組成を有する流動層触媒(b)から選択される少なくとも1種を加えることにより、前記流動層触媒(a)のアンモニア吸着量を増大させるか低減させて、前記流動層触媒(a)の比表面積(m2/g)あたりのアンモニア吸着量を0.01〜0.22μmol/m2の範囲に維持しながら行われることを特徴とする、アクリロニトリルの製造方法。 Fe10SbaAbTecDdEeOx・(SiO2)y ・・・(1) (式中、Fe、Sb、Te、O、およびSiO2はそれぞれ鉄、アンチモン、テルル、酸素およびシリカを表し、Aはバナジウム、モリブデン、およびタングステンからなる群より選ばれた少なくとも一種の元素を表し、Dはマグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、チタン、ジルコニウム、ニオブ、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、銅、銀、亜鉛、ホウ素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、タリウム、ゲルマニウム、スズ、鉛、リン、ヒ素、およびビスマスからなる群より選ばれた少なくとも一種の元素を表し、Eはリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、およびセシウムからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を表し、a、b、c、d、e、xおよびyは原子比を表し、a=3〜100、b=0.1〜5、c=0.1〜10、d=0〜50、e=0〜5、y=10〜200であり、xはシリカを除く前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素の原子数である。ただし、A、D、およびEが、2種以上の元素を含む場合、b、d、およびeは、各元素の原子比の合計を表す。)
IPC (4件):
C07C 253/26 ( 200 6.01) ,  B01J 27/19 ( 200 6.01) ,  C07B 61/00 ( 200 6.01) ,  C07C 255/08 ( 200 6.01)
FI (4件):
C07C 253/26 ,  B01J 27/19 Z ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 255/08
引用特許:
審査官引用 (9件)
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引用文献:
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