特許
J-GLOBAL ID:201803007302815577

細胞回転方法、細胞観察方法、細胞回転装置、及び細胞観察装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田中 光雄 ,  鮫島 睦 ,  岡部 博史 ,  和田 充夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-219939
公開番号(公開出願番号):特開2018-074966
出願日: 2016年11月10日
公開日(公表日): 2018年05月17日
要約:
【課題】観察する一定範囲内に細胞を留めながら、細胞を自由に鉛直方向沿いに回転させることができる、細胞回転方法及び装置と細胞観察方法及び装置の提供。【解決手段】開放された上面1aと、凹部3を有する下面1bとを備える容器1内の第1の液体中の細胞を回転させる細胞回転方法であって、凹部は、側面3c,3dと、側面で囲まれるとともに容器の下面よりも下方に窪みかつ液体吹出し口2を有する下面3bとを有する容器を準備し、容器に、細胞を含む第1の液体を導入するとき、容器内に保持された第1の液体の液面までの距離と凹部の側面の高さとが所定の関係を満たすように第1の液体を容器に導入し、凹部内に、液体吹出し口から100mm/s以上200mm/sの流速で、第2の液体を導入することにより、容器内の第1の液体中で細胞を鉛直方向沿いに回転させる、細胞回転方法。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
開放された上面と、凹部を有する下面とを備える容器内の第1の液体中の細胞を回転させる細胞回転方法であって、 (a)前記凹部は、側面と、前記側面で囲まれるとともに前記容器の前記下面よりも下方に窪みかつ液体吹出し口を有する下面とを有し、かつ、前記凹部を前記容器の前記上面から見たとき、前記凹部の長さは2mm以上6mm以下である前記容器を準備し、 (b)前記容器に、前記細胞を含む前記第1の液体を導入するとき、前記凹部の前記下面から前記容器内に保持された前記第1の液体の液面までの距離をHとし、前記凹部の前記側面の高さをhとしたとき、以下の式を満たすように前記第1の液体を前記容器に導入し、 0.4mm≦H≦3.5mm 0.1+0.1H≦(h/H)≦0.82-0.04H (c)前記凹部内に、前記液体吹出し口から100mm/s以上200mm/sの流速で、第2の液体を導入することにより、前記容器内の前記第1の液体中で前記細胞を鉛直方向沿いに回転させる、 細胞回転方法。
IPC (3件):
C12N 5/071 ,  C12M 1/10 ,  C12M 1/00
FI (3件):
C12N5/071 ,  C12M1/10 ,  C12M1/00 A
Fターム (8件):
4B029AA11 ,  4B029BB01 ,  4B029CC01 ,  4B029DG10 ,  4B029GB06 ,  4B065AA90X ,  4B065BC50 ,  4B065CA46
引用文献:
審査官引用 (2件)

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