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J-GLOBAL ID：201602264054527399   整理番号：16A0830093

空地内の単一細胞のための流体力学的垂直回転法

Hydrodynamic vertical rotation method for a single cell in an open space

著者 (4件)： Yalikun Yaxiaer (Department of Mechanical Engineering, Osaka University, Suita, Japan) ,  Kanda Yasunari (Division of Pharmacology, National Institute of Health Sciences, Setagaya-ku, Japan) ,  Morishima Keisuke (Department of Mechanical Engineering, Osaka University, Suita, Japan) ,  Morishima Keisuke (The Center for Advanced Medical Engineering and Informatics, Osaka University, Suita, Japan)
資料名： Microfluidics and Nanofluidics  (Microfluidics and Nanofluidics)
巻： 20  号： 5  ページ： Article:74,1-10  発行年： 2016年05月 
JST資料番号： A1036A  ISSN： 1613-4982  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一細胞の回転は遺伝研究や医療にとって不可欠の操作技術である。細胞の回転に関する従来の接触操作法は複雑な制御システムやツールを使い,従来の非接触操作法は回転する細胞の作動空間や範囲に関する制約があった。ここでは,空地の垂直面で回転する広範囲な単一細胞サイズにも便利である。この方法は細胞を捕らえて回転させるのに垂直なマイクロスケール再循環領域を使う。マイクロフルイディックチップの表面に小型のオリフィスを作り,このチップを使ってXenopus卵母細胞・はい様体・ブライン海老卵母細胞・ゼブラフィッシュ卵母細胞の垂直回転実験を行った。空気-液体界面とマイクロフルイディックチップの上面の間の垂直面において4種類の回転を実証し,Xenopus卵母細胞の垂直回転の動きを解析するシミュレーションを定量的に行った。その結果から,細胞4種類の回転速度はマイクロ再循環領域で制御可能であることを示した。卵母細胞のサイズと密度も捕獲と 回転の過程に影響した。この方法は三次元細胞操作・画像取得・解析の新しい研究分野を拓くであろう。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 細胞 ,  *回転 ,  操作 ,  再循環 ,  *マイクロフルイディクス ,  卵母細胞 ,  シミュレーション ,  *単一細胞 ,  アフリカツメガエル卵母細胞
準シソーラス用語： 非接触 ,  Xenopus卵母細胞

著者キーワード (6件)： Hydrodynamic ,  Micro-recirculation zone ,  Vertical rotation ,  Open space ,  Manipulation ,  Single cell

分類 (1件)： 細胞学一般  (EF01000A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 空地 ,  単一細胞 ,  流体力学 ,  垂直