特許
J-GLOBAL ID:201803008320570030

表面選択的非線形光学技法を使用してタンパク質構造を決定するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 山本 秀策 ,  森下 夏樹 ,  飯田 貴敏 ,  石川 大輔 ,  山本 健策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-551062
公開番号(公開出願番号):特表2018-516358
出願日: 2016年04月01日
公開日(公表日): 2018年06月21日
要約:
第2高調波発生(SHG)は、標的分子に付着した第2高調波活性標識を使用してタンパク質および他の生物学的標的における結合相互作用およびコンホメーション変化の検出を可能にする表面選択的検出技法として構成されうる非線形光学プロセスである。第2高調波発生(SHG)および関連した表面選択的非線形光学技法を使用してタンパク質構造およびダイナミクスを決定するための方法、デバイス、およびシステムが開示されている。
請求項(抜粋):
溶液中のタンパク質構造を決定するための方法であって、 (a)第1のセットの実験条件下で表面にタンパク質分子を繋ぎ止めるステップであって、前記タンパク質分子は、1つまたは複数の既知の位置において1種または複数の非線形活性標識で標識される、ステップと; (b)ステップ(a)の前記繋ぎ止められたタンパク質分子を少なくとも1つの基本周波数の励起光で照射するステップであって、前記励起光は、少なくとも1つの光源によって提供される、ステップと; (c)ステップ(b)の前記照射の結果として前記1種または複数の非線形活性標識によって生成される光の第1の物理的性質を検出するステップと; (d)少なくとも第2のセットの実験条件下で表面に前記タンパク質分子を繋ぎ止めるステップと; (e)ステップ(d)の前記繋ぎ止められたタンパク質分子を少なくとも1つの基本周波数の励起光で照射するステップと; (f)ステップ(e)の前記照射の結果として前記1種または複数の非線形活性標識によって生成される光の少なくとも第2の物理的性質を検出するステップと; (g)ステップ(f)で検出された前記光の前記少なくとも第2の物理的性質を、ステップ(c)で検出された前記光の前記第1の物理的性質と比較して、前記繋ぎ止められたタンパク質分子中の前記1種または複数の非線形活性標識の相対的配向を決定するステップと を含む、方法。
IPC (4件):
G01N 21/63 ,  G01N 37/00 ,  C12M 1/00 ,  C12M 1/34
FI (4件):
G01N21/63 Z ,  G01N37/00 102 ,  C12M1/00 A ,  C12M1/34 Z
Fターム (25件):
2G043AA03 ,  2G043BA14 ,  2G043CA03 ,  2G043EA01 ,  2G043EA06 ,  2G043GA07 ,  2G043GB12 ,  2G043HA02 ,  2G043HA07 ,  2G043KA08 ,  2G043KA09 ,  4B029AA07 ,  4B029AA21 ,  4B029AA23 ,  4B029BB15 ,  4B029BB20 ,  4B029CC02 ,  4B029CC08 ,  4B029FA15 ,  4B063QA20 ,  4B063QQ05 ,  4B063QQ52 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR55 ,  4B063QS34
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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