特許
J-GLOBAL ID:201803008479388934

故障予兆判定方法、故障予兆判定装置および故障予兆判定プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人酒井国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-128825
公開番号(公開出願番号):特開2018-005393
出願日: 2016年06月29日
公開日(公表日): 2018年01月11日
要約:
【課題】機械設備の故障予兆を示す正常状態からのずれを簡便に且つ精度よく捉えること。【解決手段】故障予兆判定方法は、収集工程、抽出工程、設定工程、生成工程、算出工程、判定工程を含む。抽出工程はデータセットのうち機械設備が正常状態にあった所定の正常期間分と過去の所定の直近期間分とを抽出する。設定工程は正常期間分に対し第1付加情報を対応付けるとともに直近期間分に対し故障であることを示す第2付加情報を無条件に対応付けたうえで、正常期間分および直近期間分を混在させた2グループを設定する。生成工程は2グループのうちの一方を用いた学習により入力データに対応する付加情報を予測する予測モデルを生成する。算出工程は2グループのうちの他方を入力データとすることによって得られる予測モデルの予測結果において付加情報が第2付加情報であると予測される確率を算出する。判定工程は確率に基づいて機械設備の故障予兆を判定する。【選択図】図2A
請求項(抜粋):
機械設備に設けられた複数のセンサの検出値を含むデータセットを収集する収集工程と、 前記データセットのうち、前記機械設備が正常状態にあった所定の正常期間分と、過去の所定の直近期間分とを抽出する抽出工程と、 前記正常期間分に対し、故障でないことを示す付加情報である第1付加情報を対応付けるとともに、前記直近期間分に対し、故障であることを示す第2付加情報を無条件に対応付けたうえで、該正常期間分および該直近期間分を混在させた2グループを設定する設定工程と、 前記2グループのうちの一方を用いた学習により、入力データに対応する前記付加情報を予測する予測モデルを生成する生成工程と、 前記2グループのうちの他方を前記入力データとすることによって得られる前記予測モデルの予測結果において、前記付加情報が前記第2付加情報であると予測される確率を算出する算出工程と、 前記確率に基づいて前記機械設備の故障予兆を判定する判定工程と を含むことを特徴とする故障予兆判定方法。
IPC (1件):
G05B 23/02
FI (1件):
G05B23/02 R
Fターム (12件):
3C223AA11 ,  3C223BA01 ,  3C223CC01 ,  3C223DD01 ,  3C223EB01 ,  3C223FF03 ,  3C223FF05 ,  3C223FF12 ,  3C223FF22 ,  3C223FF35 ,  3C223GG01 ,  3C223HH01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 故障予兆検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-102185   出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (1件)
  • 故障予兆検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-102185   出願人:株式会社デンソー

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