特許
J-GLOBAL ID:201803009343180635

体組織の非侵襲的なリアルタイム磁気共鳴解析のためのシステム及び形態型プローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清原 義博
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-551717
公開番号(公開出願番号):特表2018-511412
出願日: 2016年03月30日
公開日(公表日): 2018年04月26日
要約:
組織の非侵襲的解析のためのシステムは、神経、筋肉および血管を区別する非強磁性携帯型プローブ(15)を含む。プローブ内の磁場ソースは、組織容量内に均一な時不変磁場を生成し、磁場強度に関連する特定の周波数範囲のRF励起信号を受信する誘導コイル(19)を含み、それにより、励起信号を磁場の方向に垂直に生成して、磁場強度により予め定められた深さおよび厚みを有する生体組織片を磁化し、それにより各組織片内の生体組織のみが核スピンエコー信号に応答する。制御ユニットは、励起信号の時間パターンを生成し、生体組織から核スピンエコー信号を示すデータを抽出し、時間定数T1、T2を有する緩和曲線を判定し、緩和曲線の統計処理を行って、プローブによって励起された組織のタイプを判定する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
神経、筋肉および血管を含む異なるタイプの組織を区別するための試験された被験体の組織の非侵襲的解析のためのシステム(10)であって、該システムは、 非強磁性材料から形成されたケーシング(16)およびその作動末端(17)に予め定めた断面を有する携帯型プローブ(15)と; ケーシング内の磁場ソースユニット(18)であって、前記作動末端でケーシングの断面に等しい断面を有し、かつ0.02から0.75テスラの範囲の磁場強度を有する組織容量内に、略均一な時不変磁場を生成するように構成された磁場ソースユニット(18)と;および、 磁場ソースユニットの内部にあり、磁場強度に関連する特定の周波数範囲のRF励起信号を受信するように構成された少なくとも1つの誘導コイル(19)であって、前記少なくとも1つの誘導コイルは、前記磁場の方向に略垂直な方向へ電磁励起信号を生成することによって、磁場とRF励起信号に対し応答し、それにより生体組織片を磁化させ、前記組織片は磁場強度の予め定めた関数である深さおよび厚みを有し、前記組織片中の生体組織は、核スピンエコー信号に対する電磁応答を生成する少なくとも1つの誘導コイル(19)と; 少なくとも1つの誘導コイルに繋げられ、各組織片のそれぞれの電磁応答の関数であるRF励起周波数を生成するように構成される信号発生器(20)と; 少なくとも1つの誘導コイルに繋げられ、そこから電磁応答を受信し、それを示す測定データを生成するように構成される受信器ユニット(21);および、 RF励起信号の予め定めた時間パターンを生成するように信号発生器に接続される制御ユニット(25)であって、さらに受信器ユニットに接続され、電磁応答に応答して測定データを処理し、生体組織からの核スピンエコー信号を示すデータを抽出することで、時間定数T1およびT2を有する緩和曲線を測定し、かつプローブにより励起された組織のタイプを判定するために緩和曲線を統計的に処理する制御ユニット(25)を含む、ことを特徴とするシステム。
IPC (1件):
A61B 5/055
FI (1件):
A61B5/05 350
Fターム (12件):
4C096AA20 ,  4C096AB37 ,  4C096AD06 ,  4C096AD10 ,  4C096AD24 ,  4C096BA05 ,  4C096BA07 ,  4C096BA19 ,  4C096CA01 ,  4C096CC01 ,  4C096CC40 ,  4C096DC21
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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