特許
J-GLOBAL ID:201803009443646658
リン酸リチウム系正極活物質の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
特許業務法人アルガ特許事務所
, 高野 登志雄
, 中嶋 俊夫
, 村田 正樹
, 山本 博人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-148007
公開番号(公開出願番号):特開2018-018687
出願日: 2016年07月28日
公開日(公表日): 2018年02月01日
要約:
【課題】マンガン源や鉄源として硫酸塩を用いた際に、不純物であるS源を効果的に低減し得るリン酸リチウム系正極活物質の製造方法を提供する。【解決手段】水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、及び水Aを含有し、水酸化リチウム及び水酸化ナトリウムの合計含有量と水Aの含有量とのモル比((水酸化リチウム+水酸化ナトリウム):水A)が1:4〜1:12であり、かつリチウムとナトリウムのモル比(Li:Na)が9:1〜1:2であるスラリー水に、リン酸を滴下して混合スラリー液を得る工程(I)、得られた混合スラリー液に対して窒素をパージすることにより該混合スラリー液での反応を完了させて、リン酸リチウム系正極活物質前駆体を前駆体スラリー液として得る工程(II)、及び得られた前駆体スラリー液に、硫酸マンガン及び/又は硫酸鉄、並びに水Bを特定量となる量で添加し、次いで水熱反応に付する工程(III)を備える、リン酸リチウム系正極活物質の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、及び水Aを含有し、水酸化リチウム及び水酸化ナトリウムの合計含有量と水Aの含有量とのモル比((水酸化リチウム+水酸化ナトリウム):水A)が1:4〜1:12であり、かつリチウムとナトリウムのモル比(Li:Na)が9:1〜1:2であるスラリー水に、リン酸を滴下して混合スラリー液を得る工程(I)、
得られた混合スラリー液に対して窒素をパージすることにより該混合スラリー液での反応を完了させて、リン酸リチウム系正極活物質前駆体を前駆体スラリー液として得る工程(II)、及び
得られた前駆体スラリー液に、硫酸マンガン及び/又は硫酸鉄、並びに水Bを、前駆体スラリー液中において、リチウム及びナトリウムの合計モル量と水Aの含有量及び水Bの添加量の合計モル量との比((リチウム+ナトリウム):(水A+水B))が1:10〜1:20となる量であり、かつ前駆体スラリー液中の水Aの含有量と水Bの添加量との質量比(水A:水B)が2:1〜2:7となる量で添加し、次いで水熱反応に付する工程(III)
を備える、リン酸リチウム系正極活物質の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (16件):
5H050AA19
, 5H050BA16
, 5H050BA17
, 5H050CA01
, 5H050CB07
, 5H050CB08
, 5H050CB12
, 5H050GA02
, 5H050GA10
, 5H050GA14
, 5H050GA27
, 5H050GA29
, 5H050HA01
, 5H050HA02
, 5H050HA10
, 5H050HA14
引用特許: