特許
J-GLOBAL ID:201803009496973553

蒸発器ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人かいせい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-136079
公開番号(公開出願番号):特開2018-004233
出願日: 2016年07月08日
公開日(公表日): 2018年01月11日
要約:
【課題】冷却された送風空気に温度分布が生じてしまうことを抑制可能なエジェクタ式冷凍サイクル用の蒸発器ユニットを提供する。【解決手段】エジェクタタンクに収容されたエジェクタから流出した冷媒を蒸発させる流出側蒸発器の上部流出側タンクに、流出側チューブへ冷媒を分配する流出側分配空間を形成し、この流出側分配空間内に、流出側分配空間をエジェクタ側分配空間およびチューブ側分配空間に仕切る板状部材93を配置する。さらに、板状部材に、エジェクタ側分配空間とチューブ側分配空間とを連通させる複数の第2流出側連通穴93dを形成し、エジェクタに近い第1領域EF1、流出側分配空間の長手方向中央部に位置付けられる第3領域EF3、およびエジェクタから離れた第5領域EF5における開口面積を、第2領域EF2、第4領域EF4の開口面積よりも大きくする。【選択図】図4
請求項(抜粋):
冷媒を減圧させるノズル部(15a)、並びに、前記ノズル部から噴射される高速度の噴射冷媒の吸引作用によって冷媒を吸引する冷媒吸引口(15c)、および前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口から吸引された吸引冷媒とを混合させて昇圧させる昇圧部(15d)が形成されたボデー部(15b)を有するエジェクタ(15)と、 前記昇圧部から流出した冷媒を蒸発させる流出側蒸発部(17)と、 冷媒を蒸発させて前記冷媒吸引口側へ流出させる吸引側蒸発部(18)と、を備え、 前記流出側蒸発部は、冷媒を流通させる複数の流出側チューブ(71)、および前記複数の流出側チューブを流通する冷媒の集合あるいは分配を行う流出側タンク(72、73)を有し、 前記流出側タンクは、前記複数の流出側チューブの積層方向に延びる形状に形成されており、 前記流出側タンク内には、前記昇圧部から流出した冷媒を前記流出側チューブへ分配する流出側分配空間(72b)が形成されており、 前記エジェクタは、前記流出側タンクと平行に延びる形状に形成されたエジェクタタンク(23)に収容されており、 前記エジェクタタンク内には、前記昇圧部から流出した冷媒を流入させるエジェクタ流出側空間(23c)が形成されており、 前記流出側分配空間の内部には、前記流出側分配空間を仕切る仕切板(93)が配置されており、 前記仕切板は、前記流出側タンクの長手方向に延びて、前記流出側分配空間を、前記エジェクタ流出側空間から流出した冷媒を流入させるエジェクタ側分配空間(721b)、および前記流出側チューブへ冷媒を流出させるチューブ側分配空間(722b)に仕切っており、 前記仕切板には、前記エジェクタ側分配空間と前記チューブ側分配空間とを連通させる連通穴(93d)が形成されており、 前記仕切板を長手方向に向かって5等分して、前記エジェクタに近い側から順に第1領域(EF1)、第2領域(EF2)、第3領域(EF3)、第4領域(EF4)、第5領域(EF5)と定義したときに、 前記連通穴は、前記第1領域、前記第3領域、前記第5領域における開口面積が、それぞれ前記第2領域、前記第4領域における開口面積よりも大きく形成されている蒸発器ユニット。
IPC (5件):
F25B 39/02 ,  F25B 1/00 ,  F25B 5/02 ,  F25B 5/04 ,  F28D 1/053
FI (7件):
F25B39/02 T ,  F25B1/00 331D ,  F25B5/02 B ,  F25B5/02 C ,  F25B5/04 A ,  F25B1/00 389A ,  F28D1/053 A
Fターム (6件):
3L103AA37 ,  3L103BB38 ,  3L103CC23 ,  3L103DD08 ,  3L103DD32 ,  3L103DD54
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 蒸発器ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-239680   出願人:株式会社デンソー
  • 蒸発器ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-087116   出願人:株式会社デンソー

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