特許
J-GLOBAL ID:201803010257664199

液体吐出装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-005544
公開番号(公開出願番号):特開2013-144395
特許番号:特許第6243097号
出願日: 2012年01月13日
公開日(公表日): 2013年07月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 記録媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、 記録媒体に画像を記録するための液体を吐出する複数の吐出口が形成され、前記搬送機構により搬送される記録媒体と対向する吐出面を有するヘッドであって、前記複数の吐出口の吐出口領域が、前記搬送方向と直交する搬送直交方向に関して記録媒体の幅よりも長いヘッドと、 前記吐出面と対向する吐出空間が外部空間から隔離された封止状態と、前記吐出空間が外部空間に対して開放された開放状態とを取り得るキャッピング手段と、 前記封止状態において、前記吐出空間に連通し、且つ、前記吐出面と直交する方向から見て、前記搬送直交方向に関して前記吐出口領域を挟んで配置される、空気供給口及び空気排出口と、 前記封止状態において、加湿空気を前記空気供給口から前記吐出空間内に供給し、且つ前記吐出空間内の空気を前記空気排出口から排出する、加湿メンテナンスを行う加湿手段と、 画像記録時に、前記ヘッドを制御して、記録媒体と対向する複数の前記吐出口から液体を吐出させる記録制御手段と、 を備え、 前記吐出口領域は、前記搬送直交方向に関して3分割されたとき、前記空気排出口から、前記封止時において、前記搬送直交方向に関して隣接する吐出口間の単位時間当たりの乾燥進行度の差が所定値以下となる位置までの距離を第1回避距離とし、前記空気供給口から、前記封止時において、前記搬送直交方向に関して隣接する吐出口間の単位時間当たりの乾燥進行度の差が所定値以下となる位置までの距離を第2回避距離として、少なくとも前記空気排出口から最も距離が短い前記吐出口を含むとともに、前記空気排出口から前記第1回避距離以内の領域にある前記吐出口を含む排気側領域と、少なくとも前記空気供給口から最も距離が短い前記吐出口を含むとともに、前記空気供給口から第2回避距離以内の領域にある前記吐出口を含む供給側領域と、前記排気側領域及び前記供給側領域を除いた中央の中央領域とから構成され、 前記搬送機構は、画像記録時において、前記吐出面と直交する方向から見て、前記吐出口領域の前記中央領域と、記録媒体の前記搬送直交方向に関する中央とが対向し、当該中央が、前記吐出口領域の前記搬送直交方向に関する中央であって前記空気供給口及び前記空気排出口の前記搬送直交方向中間でもある位置よりも前記空気供給口側にオフセットされるとともに、前記第1回避距離以内の領域及び前記第2回避距離以内の領域を避けて記録媒体を搬送するものであり、 前記第1回避距離と前記第2回避距離とを合算した合算値は、前記空気供給口及び前記空気排出口の前記搬送直交方向に関する離隔距離から前記吐出口領域の前記搬送直交方向に関する形成領域幅を減算した値よりも大きく、且つ前記離隔距離から記録媒体の前記搬送直交方向に関する幅を減算した値以下であることを特徴とする液体吐出装置。
IPC (1件):
B41J 2/175 ( 200 6.01)
FI (1件):
B41J 2/175
引用特許:
審査官引用 (8件)
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