特許
J-GLOBAL ID:201803010331937399

車両用回転電機の制御装置、及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-156175
公開番号(公開出願番号):特開2016-189698
特許番号:特許第6275214号
出願日: 2016年08月09日
公開日(公表日): 2016年11月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 蓄電池を充電する発電機および車両の駆動力を補助する電動機として機能する車両用回転電機を制御する車両用回転電機の制御装置であって、 ブリッジ接続されたスイッチング素子を備え、前記蓄電池と前記車両用回転電機との間の電力変換を行う電力変換部と、 前記車両用回転電機のトルクの指令として入力されたトルク指令に基づいて前記電力変換部の前記スイッチング素子にPWM信号を与えて前記スイッチング素子を制御し、前記車両用回転電機の電機子コイルに供給する電機子電流を制御する電機子電流制御手段と、 前記車両用回転電機の界磁コイルの電流を制御する界磁電流制御手段と、 を備え、 前記車両用回転電機が発電機として機能するとき、 前記車両用回転電機の回転速度が所定値以下のときには、前記界磁電流制御手段により前記界磁コイルに流れる界磁電流を制御するとともに、前記電機子電流制御手段により前記電機子コイルにPWM制御された電機子電流を通電してPWM制御による発電を行い、 前記車両用回転電機の回転速度が所定値を超えるときには、前記界磁電流制御手段により前記界磁コイルに流れる界磁電流の制御による発電を行い、 前記PWM制御による発電から前記界磁電流の制御による発電への移行と、前記界磁電流の制御による発電から前記PWM制御による発電への移行と、のうちの少なくとも一方の移行は、前記PWM制御による変調率を所定の値以上となるようにした過変調PWM制御を経て行うように構成され、 前記移行の直前の前記過変調PWM制御による発電に於けるトルク指令と前記移行の直後の前記界磁電流の制御による発電に於けるトルク指令とは同一の値であり、前記移行の直前の前記界磁電流の制御による発電に於けるトルク指令と前記移行の直後の前記過変調PWM制御による発電に於けるトルク指令とは同一の値であり、 前記PWM制御による発電は、変調率が「1」以下となるような電流指令に基づいて行われ、 前記過変調PWM制御による発電は、変調率が「1」より大きくなるような電流指令に基づいて行われ、 前記界磁電流の制御による発電時に、前記スイッチング素子に並列接続されたダイオードに電流が通流するときには、前記並列接続されたダイオードを備えた前記スイッチング素子は、オンとなるように制御される、 ことを特徴とする車両用回転電機の制御装置。
IPC (1件):
H02P 9/30 ( 200 6.01)
FI (1件):
H02P 9/30 D
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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