特許
J-GLOBAL ID:201803010613387715

生体内運動追跡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人はるか国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-040348
公開番号(公開出願番号):特開2018-143416
出願日: 2017年03月03日
公開日(公表日): 2018年09月20日
要約:
【課題】生体内を運動する注目部分の追跡の精度及びロバスト性の向上を図る。【解決手段】臓器位置推定部50は臓器の過去の動きに基づき生体像における臓器の推定位置を求める。臓器輪郭推定部52は推定位置に対応した領域にて、臓器の輪郭形状を表す複数の制御点それぞれに対応して輪郭点を探索し、輪郭点に基づいて臓器の推定輪郭を求める。患部追跡部54は、臓器の輪郭と当該臓器に連動する注目部分との位置関係についての予め取得された標本データに基づき、推定輪郭から注目部分の位置を求める。臓器輪郭推定部52は輪郭形状を基準形状と複数の変形モードの線形結合との和で表す形状モデルにて、制御点のうち明瞭な輪郭点に対応するもののみに基づき線形結合の変形モードの係数を求める処理と、当該処理で与えられる制御点の位置を輪郭形状に関するエネルギー最小化原理に基づくSNAKE法より修正する処理とを繰り返して推定輪郭を求める。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生体内における関心臓器の過去の動きに基づいて、生体構造を撮影した生体像における前記関心臓器の推定位置を求める臓器位置推定手段と、 前記生体像における前記推定位置に対応した領域にて前記関心臓器の輪郭点を探索し、当該輪郭点に基づいて前記関心臓器の推定輪郭を求める輪郭推定手段と、 前記関心臓器の輪郭と当該関心臓器に連動する注目部分との位置関係についての予め取得された標本データに基づき、前記推定輪郭から前記生体像における前記注目部分の位置を求める注目部分追跡手段と、を有し、 前記輪郭推定手段は、 前記関心臓器の輪郭形状の動的輪郭モデルにおける複数の制御点それぞれに対応する前記輪郭点を探索し、 前記輪郭形状を基準形状と互いに線形独立な複数の変形モードの線形結合との和で表す形状モデルにおいて、前記輪郭点のうち予め定めた基準以上の信頼度を有する明瞭輪郭点を初期値として、前記制御点のうち前記明瞭輪郭点に対応するもののみに基づいて前記線形結合における前記各変形モードの係数を求めるPASM処理と、当該PASM処理により与えられる前記制御点の位置を前記輪郭形状に関するエネルギー最小化原理に基づくSNAKE法より修正する処理とを繰り返して前記推定輪郭を求めること、 を特徴とする生体内運動追跡装置。
IPC (4件):
A61B 8/08 ,  A61N 7/02 ,  G06T 7/149 ,  G06T 7/00
FI (4件):
A61B8/08 ,  A61N7/02 ,  G06T7/149 ,  G06T7/00 612
Fターム (19件):
4C160JJ33 ,  4C160JJ35 ,  4C160JJ36 ,  4C601BB03 ,  4C601BB06 ,  4C601EE09 ,  4C601EE10 ,  4C601FF13 ,  4C601FF16 ,  4C601GC02 ,  4C601GC10 ,  4C601JC02 ,  4C601JC09 ,  4C601JC16 ,  5L096BA06 ,  5L096BA13 ,  5L096FA06 ,  5L096FA09 ,  5L096FA69
引用特許:
出願人引用 (3件)

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