特許
J-GLOBAL ID:201803011391257636
活性薬剤のリンパ送達方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 大島特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-500418
公開番号(公開出願番号):特表2018-522002
出願日: 2016年07月22日
公開日(公表日): 2018年08月09日
要約:
本発明は皮膚への薬剤送達に関する。生物活性薬剤などの薬剤を送達する方法が本発明で企図されている。具体的には、薬剤を表皮の一つまたは複数の領域に送達し、それによってリンパ系に送達するための方法が記述されている。【選択図】なし
請求項(抜粋):
一つまたは複数の薬剤を被験者の一つまたは複数のリンパ組織に送達する方法であって、前記方法が、
(a)2〜50,000個の送達構造を持つ一つまたは複数の送達装置を、リンパ管構造を持つ皮膚の一つまたは複数の部位に適用する工程であって、前記一つまたは複数の送達装置が、表皮の一つまたは複数の層と、少なくとも前記一つまたは複数の薬剤に対する前記表皮の一つまたは複数のバリア細胞の透過性の可逆的な増加を誘発する化学的、物理的または電気的透過性促進剤を含む一つまたは複数の可逆的透過性促進剤とを接触させる工程と、
(b)前記送達構造のそれぞれあたり約0.01μl/時間〜約100μl/時間の制御投与流量、および前記被験者の前記皮膚と接触している前記一つまたは複数の送達装置の合計表面積に基づいて約0.02μl/時間/cm2〜約50,000μl/時間/cm2の合計複合制御投与流量で、一つまたは複数の薬剤の2〜50,000部分用量の合計液体投薬量を投与する工程とを含み、
前記一つまたは複数の薬剤の各部分用量が、前記被験者の前記表皮の最表面層を約1μm〜約500μm超えているが、まだ前記被験者の前記表皮内である範囲の複数の独立深さに独立して投与され、前記一つまたは複数の薬剤の前記表皮内のすべてのその後の拡散または移動前に、前記表皮内の送達深さのガウス分布を示し、
前記投与工程の後、前記一つまたは複数の薬剤が、前記表皮を通り前記表皮の基底層を通って、下にある生育可能な真皮の少なくとも一部分の中へとより深く移動または拡散して、一つまたは複数の毛細リンパ管叢によって前記一つまたは複数の生物活性薬剤の一部分の取り込みを達成し、
前記表皮への前記投与が、同一の一つまたは複数の薬剤の静脈内、皮内、または皮下送達と比べて、前記一つまたは複数の生物活性薬剤の前記リンパ管構造へのより大きな取り込みを達成し、
投与後、前記一つまたは複数のバリア細胞の前記透過性が、前記表皮と前記一つまたは複数の透過性促進剤との前記接触前の状態に戻る、方法。
IPC (7件):
A61K 9/00
, A61K 45/00
, A61P 43/00
, A61P 35/00
, A61P 37/02
, A61P 29/00
, A61M 37/00
FI (7件):
A61K9/00
, A61K45/00
, A61P43/00 111
, A61P35/00
, A61P37/02
, A61P29/00
, A61M37/00 510
Fターム (32件):
4C076AA51
, 4C076AA94
, 4C076BB11
, 4C076BB31
, 4C076CC04
, 4C076CC07
, 4C076CC27
, 4C076EE59
, 4C076EE59M
, 4C076FF31
, 4C076FF34
, 4C076FF68
, 4C084AA02
, 4C084AA03
, 4C084AA17
, 4C084BA44
, 4C084MA63
, 4C084MA65
, 4C084NA11
, 4C084NA12
, 4C084ZB071
, 4C084ZB072
, 4C084ZB111
, 4C084ZB112
, 4C084ZB261
, 4C084ZB262
, 4C084ZC411
, 4C084ZC412
, 4C167AA72
, 4C167BB24
, 4C167CC02
, 4C167EE08
引用特許:
引用文献:
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