特許
J-GLOBAL ID:201803011439033255

シリンダヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西 博幸 ,  渡辺 隆一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-165057
公開番号(公開出願番号):特開2018-031321
出願日: 2016年08月25日
公開日(公表日): 2018年03月01日
要約:
【課題】シリンダボアと同心のインジェクタ挿入穴が形成されている直噴方式内燃機関用シリンダヘッドにおいて、シリンダブロックへの締結に際してのロアデッキの変形をもたらすことなく、放熱性を高めて熱ひずみを防止する。【解決手段】シリンダヘッド2にはヘッドジャケット15が形成されており、ヘッドジャケット15でロアデッキ16が区画されている。ロアデッキ16のうちガスケット3を介してシリンダブロック1に重なる第1部分16aは強度確保に必要な厚さを有しており、シリンダボア4と重なっている第2部分16bは、第1部分16aよりも薄肉化して放熱性を高めている。インジェクタ挿入穴12の近傍部から集中的に放熱されるため、ロアデッキ16に熱ひずみが発生することを防止又は著しく抑制できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガスケットを介してシリンダブロックの上面に重なるロアデッキの下面が平坦面に形成されたシリンダヘッドであり、 前記シリンダブロックに形成されたシリンダボアの中央部に対応した部位には、前記シリンダボアと略同心にインジェクタ挿入穴が形成されて、クランク軸線方向から見て前記インジェクタ挿入穴を挟んだ左右両側には、吸気穴と排気穴とが振り分けた状態に形成されて、これらインジェクタ挿入穴と吸気穴と排気穴とは前記ロアデッキの下面に開口しており、 更に、冷却水が流れるウォータジャケットを形成しており、前記ウォータジャケットによって前記ロアデッキが区画されている構成において、 前記ウォータジャケットは、平面視で前記シリンダボアの外側の全周に広がっている第1部分と、平面視において少なくとも排気穴の側においてシリンダボアと重なっている第2部分とを有しており、このため、前記ロアデッキも、前記ガスケットと重なった第1部分と、前記シリンダボアに露出した第2部分とを有しており、 前記ロアデッキにおける第2部分のうちその略全体、又は、少なくとも前記インジェクタ挿入穴の近傍部から排気穴の側の部分は、前記ロアデッキの第1部分よりも薄肉に形成されている、 シリンダヘッド。
IPC (2件):
F02F 1/24 ,  F02F 1/36
FI (3件):
F02F1/24 D ,  F02F1/36 C ,  F02F1/36 B
Fターム (11件):
3G024AA04 ,  3G024AA15 ,  3G024BA02 ,  3G024CA05 ,  3G024DA03 ,  3G024DA06 ,  3G024DA10 ,  3G024EA01 ,  3G024FA03 ,  3G024HA02 ,  3G024HA07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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