特許
J-GLOBAL ID:201803012062060127

計画作成装置、計画作成方法、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-078185
公開番号(公開出願番号):特開2018-101389
出願日: 2017年04月11日
公開日(公表日): 2018年06月28日
要約:
【課題】ロット単位で製品を生産または処理するための計画を、立案精度を大きく落とすことなく、実用的な計算時間内で、より多くの製品がロットに含まれるように立案する。【解決手段】キャスト編成装置において、組込候補スラブグループ有無判定部1101は、第1の判定部206により収束判定条件を満たすと判定された際に導出されたキャスト片に含まれていないスラブグループと、当該キャスト片とから、組込候補スラブグループを抽出する。組込候補スラブグループ分解部1102は、組込候補スラブグループを組込候補スラブに分解する。第2のキャスト候補導出部1104は、組込候補スラブを、組込候補スラブグループとなっていないキャスト片に組み込んでキャスト候補とする。第2の最適化部1105は、最適なキャスト候補をキャスト片として導出する。第2のスラブグループ再定義部1107でキャスト片を更新する。【選択図】図11
請求項(抜粋):
複数の製品をロットの単位で纏めて生産または処理するための計画を作成する計画作成装置であって、 前記複数の製品の情報であって、前記製品の製造条件を含む製品情報を取得する取得手段と、 前記製品を同一のグループに含めることができる条件として前記取得手段により取得された前記製品情報に含まれる前記製品の製造条件を用いて表される同一グループ包含条件に基づいて前記複数の製品をグルーピングすることにより複数の製品グループを作成するグループ作成手段と、 前記グループ作成手段により作成された前記複数の製品グループの一部を選択する製品選択手段と、 前記製品選択手段により選択された前記製品グループの部分集合のうち、製品グループを同一のロットに含めることができる条件として前記製造条件を用いて表される同一ロット包含条件を満たす部分集合を第1のロット候補として導出する第1のロット候補導出手段と、 前記第1のロット候補導出手段により導出された前記第1のロット候補から最適ロットの候補である第1の最適ロット候補を、第1の制約式を満足する範囲で目的関数の値を最大または最小にする第1の最適化計算を行うことにより導出する第1の最適化手段と、 前記第1の最適化手段による前記第1の最適化計算の結果が収束したか否かを判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段により前記第1の最適化計算の結果が収束していないと判定されると、前記第1の最適化手段により導出された前記第1の最適ロット候補に含まれる前記製品グループを1つの製品グループとして再定義する第1の再定義手段と、 前記第1の判定手段により前記第1の最適化手段による前記第1の最適化計算の結果が収束したと判定された際に前記第1の最適化手段により導出された前記第1の最適ロット候補に含まれる前記製品グループを構成する前記製品と、該第1の最適ロット候補に含まれていない前記製品グループを構成する前記製品とから、該第1の最適ロット候補の所定の属性と閾値とを比較した結果と、該第1の最適ロット候補に含まれていない前記製品グループの所定の属性と前記閾値とを比較した結果とに基づいて、最適ロットの候補に更に組み込まれる候補となる製品である組込候補製品を抽出する組込候補製品抽出手段と、 前記組込候補製品抽出手段により抽出された前記組込候補製品の少なくとも1つを選択する組込候補製品選択手段と、 前記組込候補製品選択手段により選択された前記組込候補製品と、前記第1の判定手段により前記第1の最適化手段による前記第1の最適化計算の結果が収束したと判定された際に前記第1の最適化手段により導出された前記第1の最適ロット候補のうち該組込候補製品を含まない第1の最適ロット候補との部分集合のうち、前記同一ロット包含条件を満たす部分集合を第2のロット候補として導出する第2のロット候補導出手段と、 前記第2のロット候補導出手段により導出された前記第2のロット候補から最適ロットの候補である第2の最適ロット候補を、第2の制約式を満足する範囲で目的関数の値を最大または最小にする第2の最適化計算を行うことにより導出する第2の最適化手段と、 前記第2の最適化手段による前記第2の最適化計算の結果が収束したか否かを判定する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段により前記第2の最適化計算の結果が収束していないと判定されると、前記第2の最適化手段により導出された前記第2の最適ロット候補に含まれる前記製品グループを1つの製品グループとして再定義する第2の再定義手段と、 前記第2の判定手段により前記第2の最適化計算の結果が収束したと判定された際に前記第2の最適化手段により導出された前記第2の最適ロット候補を最適ロットとし、該最適ロットにどの前記製品が含まれるのかを示す情報を出力する出力手段と、を有し、 前記目的関数は、少なくとも前記ロットの数をロット候補導出評価指標として含む目的関数であり、 前記第1の制約式は、前記製品選択手段により選択された前記製品グループの数が、前記第1の最適ロット候補に含まれる前記製品グループの数と同じまたはそれ以上であり、且つ、同一の前記製品グループが異なる前記第1の最適ロット候補に含まれないことが定式化された式を含み、 前記第2の制約式は、前記第1の判定手段により前記第1の最適化手段による前記第1の最適化計算の結果が収束したと判定された際に前記第1の最適化手段により導出された前記第1の最適ロット候補のうち、前記組込候補製品を含まない第1の最適ロット候補に含まれる前記製品グループの数が、前記第2の最適ロット候補に含まれる前記製品グループの数と同じまたはそれ以上であり、且つ、前記組込候補製品選択手段により選択された前記組込候補製品の数が、前記第2の最適ロット候補に含まれる前記組込候補製品の数と同じまたはそれ以上であり、且つ、同一の前記製品グループが異なる前記第2のロット候補に含まれないことが定式化された式を含み、 前記製品選択手段は、前記第1の再定義手段により前記製品グループが再定義された場合、前記第1の再定義手段により再定義された前記製品グループの全てと、未選択の前記製品グループのうちの一部の製品グループを選択し、 前記組込候補製品選択手段は、前記第2の再定義手段により前記製品グループが再定義された場合、未選択の前記組込候補製品を選択し、 前記組込候補製品抽出手段は、前記第1の最適化手段による前記第1の最適化計算の結果が収束したと判定された際に前記第1の最適化手段により導出された前記第1の最適ロット候補の所定の属性と閾値とを比較した結果と、該第1の最適ロット候補に含まれていない前記製品グループの所定の属性と前記閾値とを比較した結果とに基づいて、前記組込候補製品を抽出し、 前記第1の再定義手段による前記製品グループの再定義と、前記製品選択手段による前記製品グループの選択と、前記第1のロット候補導出手段による前記第1のロット候補の導出と、前記第1の最適化手段による前記第1の最適化計算は、前記第1の判定手段により、前記第1の最適化手段による前記最適化計算の結果が収束したと判定するまで繰り返し行われ、 前記第2の再定義手段による前記製品グループの再定義と、前記組込候補製品選択手段による前記組込候補製品の選択と、前記第2のロット候補導出手段による前記第2のロット候補の導出と、前記第2の最適化手段による前記第2の最適化計算は、前記第2の判定手段により、前記第2の最適化手段による前記第2の最適化計算の結果が収束したと判定されるまで繰り返し行われることを特徴とする計画作成装置。
IPC (4件):
G06Q 10/04 ,  G06Q 50/04 ,  G05B 19/418 ,  B22D 46/00
FI (4件):
G06Q10/04 ,  G06Q50/04 ,  G05B19/418 Z ,  B22D46/00
Fターム (7件):
3C100AA05 ,  3C100AA70 ,  3C100BB01 ,  3C100BB11 ,  3C100EE10 ,  5L049AA04 ,  5L049CC04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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