特許
J-GLOBAL ID:201803012176098574
接着剤組成物、電池用包装材、及び電池用容器
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-136112
公開番号(公開出願番号):特開2017-226845
出願日: 2017年07月12日
公開日(公表日): 2017年12月28日
要約:
【課題】 本発明は、熱融着性フィルムと金属箔との接着において、安定して十分な接着強度を発現し、より高温の電解質溶液に浸漬されても接着強度を高レベルで維持できる積層体を形成できる接着剤組成物であって、十分な融着強度を発現できる条件で熱融着性フィルム層同士を熱融着しても絶縁性に影響を及ぼさない接着剤組成物を提供することを課題とする。【解決手段】 カルボキシル基または酸無水物基を有するポリオレフィン樹脂(A)と、多官能イソシアネート硬化剤(B)と、溶剤(C)を含有し、ポリオレフィン樹脂(A)のガラス転移温度が-30〜10°Cであり、融点が60〜110°Cであり、融解エネルギーが15〜50mJ/mgである接着剤組成物。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
金属箔又は熱融着性フィルムの一方の面に、下記接着剤組成物を塗工し、溶剤を揮散させ、未硬化の接着剤層を形成した後、60〜150、加圧下に前記未硬化の接着剤層の表面に、熱融着性フィルム又は金属箔を重ねた後、40〜80で3〜10日程度静置し、接着剤層をエージングすることを特徴とする、積層体の製造方法。
<接着剤組成物>
カルボキシル基もしくは酸無水物基を有するポリオレフィン樹脂(A)と、多官能イソシアネート硬化剤(B)と、溶剤(C)とを含有し、
前記ポリオレフィン樹脂(A)のガラス転移温度が-30〜10°Cであり、融点が60〜110°Cであり、融解エネルギーが15〜50(mJ/mg)であり、
前記ポリオレフィン樹脂(A)が、下記(ア)または(イ)のいずれかである接着剤組成物。
(ア) プロピレンと1-ブテンとの二元共重合体もしくはエチレンとプロピレンと1-ブテンとの三元共重合体に、エチレン性不飽和カルボン酸もしくはその酸無水物と、スチレン、ドデシル(メタ)アクリレートおよびステアリル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれるモノマーとをグラフト重合させた変性ポリオレフィン樹脂。
(イ) プロピレンと1-ブテンとの二元共重合体(但し、1-ブテンが60モル%以下の場合を除く)に、エチレン性不飽和カルボン酸もしくはその酸無水物をグラフト重合させた変性ポリオレフィン樹脂。
IPC (4件):
C09J 123/14
, C09J 11/06
, B32B 15/08
, H01M 2/02
FI (4件):
C09J123/14
, C09J11/06
, B32B15/08 N
, H01M2/02 K
Fターム (65件):
4F100AB01A
, 4F100AB10A
, 4F100AB33A
, 4F100AK01B
, 4F100AK03C
, 4F100AK04C
, 4F100AK07B
, 4F100AK07C
, 4F100AK09C
, 4F100AK25C
, 4F100AK51C
, 4F100AK67C
, 4F100AK80C
, 4F100AL04C
, 4F100AL07C
, 4F100BA03
, 4F100BA07
, 4F100BA10A
, 4F100BA10B
, 4F100CA02C
, 4F100CB00C
, 4F100EH46
, 4F100EJ19
, 4F100EJ86
, 4F100EJ98
, 4F100GB41
, 4F100JA04C
, 4F100JA05C
, 4F100JG04
, 4F100JK06
, 4F100JL12
, 4F100JL12B
, 4F100YY00C
, 4J040DA111
, 4J040DA121
, 4J040DA131
, 4J040DA151
, 4J040DA161
, 4J040EF281
, 4J040JA13
, 4J040JB02
, 4J040KA16
, 4J040KA23
, 4J040LA06
, 4J040LA08
, 4J040MA02
, 4J040MA10
, 4J040MB03
, 4J040MB09
, 4J040NA06
, 4J040NA19
, 4J040QA02
, 5H011AA01
, 5H011AA02
, 5H011AA03
, 5H011AA17
, 5H011CC02
, 5H011CC06
, 5H011CC10
, 5H011DD14
, 5H011DD17
, 5H011DD22
, 5H011DD23
, 5H011KK00
, 5H011KK04
引用特許:
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