特許
J-GLOBAL ID:201803012642216914
内燃機関用部品の温度推定システム及び内燃機関用部品の温度推定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
清流国際特許業務法人
, 昼間 孝良
, 境澤 正夫
, 山田 祐樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-228950
公開番号(公開出願番号):特開2018-084213
出願日: 2016年11月25日
公開日(公表日): 2018年05月31日
要約:
【課題】内燃機関のピストン等の内燃機関用部品の温度を、内燃機関の運転状態に依らず、エンジン冷却水の温度などの影響を考慮しつつ精度よく推定することができる内燃機関用部品の温度推定システム等及び内燃機関用部品の温度推定方法を提供する。【解決手段】通常運転状態の場合は、燃料噴射量Q等の第1データの実際値D1mからピストン10の温度に影響を及ぼす第2データの基準値D2mによるピストン温度のデータマップ等で基本温度Taを算出し、第1データの実際値D1mと第2データの基準値D2nから計算モデルで算出された第1温度Tbを、第1及び第2データの実際値D1m、D2mから同じ計算モデルで算出された第2温度Tcから引き算した補正温度差ΔTを、基本温度Taに加えて推定温度Td1とし、非通常運転状態の場合は、エンジン潤滑油の油温又はエンジン冷却水の温度の一方の値又は両方の平均値を推定温度Td2とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関で発生する燃料の燃焼熱により加熱される内燃機関用部品の温度推定システムにおいて、
エンジン運転状態が予め設定した通常運転状態の場合は、
前記内燃機関の燃料噴射量とエンジン回転数を第1データとし、この第1データとは異なる前記内燃機関用部品の温度に影響を及ぼす単数又は複数のパラメータを第2データとして、前記第1データと前記内燃機関用部品の温度の実験値との関係を示す、第2データの基準値に基づいて予め実験的に設定されたマップデータ又は関数と、前記第2データの前記基準値若しくは前記第2データの実際値と前記第1データの実際値を入力として前記内燃機関用部品の温度を算出する統計モデルの計算モデルとを、該温度推定システムを制御する制御装置に備えると共に、前記制御装置が、前記内燃機関の運転中に得られる前記第1データの実際値と前記第2データの実際値を入力して、前記第1データの実際値から前記マップデータ又は関数に基づいて基本温度を算出すると共に、前記第1データの実際値と前記第2データの前記基準値を入力して前記計算モデルにより第1温度を、前記第1データの実際値と前記第2データの実際値とを入力して前記計算モデルにより第2温度をそれぞれ算出して、前記第2温度と前記第1温度の差である補正温度差を算出し、さらに、この前記補正温度差を前記基本温度に加えた値を前記内燃機関用部品の推定温度とする第1推定温度算出制御を行い、
エンジン運転状態が前記通常運転状態以外の非通常運転状態の場合は、
エンジン潤滑油の油温又はエンジン冷却水の温度のどちらか一方の値又は両方の平均値を前記内燃機関用部品の推定温度とする第2推定温度算出制御とを行うように構成されている内燃機関用部品の温度推定システム。
IPC (1件):
FI (7件):
F02D45/00 358D
, F02D45/00 358H
, F02D45/00 362H
, F02D45/00 364N
, F02D45/00 364P
, F02D45/00 310Q
, F02D45/00 358B
Fターム (18件):
3G384BA03
, 3G384BA04
, 3G384BA13
, 3G384BA18
, 3G384DA12
, 3G384DA33
, 3G384DA35
, 3G384DA62
, 3G384EC01
, 3G384EC05
, 3G384EC11
, 3G384ED01
, 3G384FA01Z
, 3G384FA14Z
, 3G384FA15Z
, 3G384FA16Z
, 3G384FA28Z
, 3G384FA56Z
引用特許:
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