特許
J-GLOBAL ID:201803012825089679

トナーバインダー及びトナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 安富国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-031864
公開番号(公開出願番号):特開2018-120226
出願日: 2018年02月26日
公開日(公表日): 2018年08月02日
要約:
【課題】低温定着性と光沢性及び耐ホットオフセット性を両立しつつ、トナーの流動性、耐熱保存性、帯電安定性、粉砕性、画像強度、耐折り曲げ性及びドキュメントオフセット性に優れたトナーバインダー及びトナーを提供する。【解決手段】結晶性樹脂(A)と、ポリエステル樹脂又はその変性樹脂(B)とを含有し、結晶性樹脂(A)が、樹脂(B)に対して相溶する結晶性セグメント(a1)と、相溶しないセグメント(a2)とを有し、式(1)及び式(3)と(4)の両方を満たすトナーバインダー。(S2/S1)×100≧35(1)、第1回目の昇温過程の結晶性樹脂(A)由来の吸熱ピーク面積をS1、第2回目の昇温過程をS2とする。|SPa1-SPB|≦1.9(3)、|SPa2-SPB|≧1.9(4)、但し、SPa1はセグメント(a1)、SPa2はセグメント(a2)、SPBは樹脂(B)のSP値。【選択図】なし
請求項(抜粋):
結晶性樹脂(A)と、アルコール成分(X)とカルボン酸成分(Y)を原料として反応して得られるポリエステル樹脂又はその変性樹脂である樹脂(B)とを含有し、結晶性樹脂(A)が少なくとも2種以上のセグメントが化学結合された樹脂であって、樹脂(B)に対して相溶する結晶性セグメント(a1)と、樹脂(B)に対して相溶しないセグメント(a2)とを有し、示差走査熱量計(DSC)により測定された結晶性樹脂(A)由来の吸熱ピークトップを示す温度(Tp)が40〜100°Cの範囲にあって、昇温時の吸熱ピーク面積S1とS2が下記の関係式(1)を満たし、セグメント(a1)とセグメント(a2)が下記の関係式(3)と(4)の両方を満たすことを特徴とするトナーバインダー。 (S2/S1)×100≧35 (1) 但し、トナーバインダーを昇温、冷却、昇温した際の第1回目の昇温過程の結晶性樹脂(A)由来の吸熱ピーク面積をS1、第2回目の昇温過程の結晶性樹脂(A)由来の吸熱ピーク面積をS2とする。 |SPa1-SPB|≦1.9 (3) |SPa2-SPB|≧1.9 (4) 但し、SPa1はセグメント(a1)のSP値、SPa2はセグメント(a2)のSP値、SPBは樹脂(B)のSP値を表す。
IPC (1件):
G03G 9/087
FI (1件):
G03G9/087 331
Fターム (17件):
2H500AA01 ,  2H500CA01 ,  2H500CA06 ,  2H500CA07 ,  2H500CA13 ,  2H500CA14 ,  2H500CA26 ,  2H500CA27 ,  2H500EA11B ,  2H500EA12B ,  2H500EA13B ,  2H500EA32B ,  2H500EA33B ,  2H500EA39B ,  2H500EA40B ,  2H500EA41B ,  2H500EA44B
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (12件)
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