特許
J-GLOBAL ID:201803013684903004

電力貯蔵・供給システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 畠山 文夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-093999
公開番号(公開出願番号):特開2018-190650
出願日: 2017年05月10日
公開日(公表日): 2018年11月29日
要約:
【課題】CO2供給量と電力供給量との間に時間的なズレが生じた場合であっても、電力を化学エネルギーとして貯蔵することが可能な電力貯蔵・供給システムを提供すること。【解決手段】電力貯蔵・供給システム10aは、SOECモード及びSOFCモードに切り替え可能なリバーシブルSOC12と、第2CO2分離器16と、蒸発器18と、合成ガス(CO+H2)から炭化水素を製造する燃料製造器20と、炭化水素を貯蔵する貯蔵タンク28aと、炭化水素以外の第2ガスを貯蔵するバッファタンク28bと、炭化水素又は第2ガスの供給又は排出を行うガス供給・排出経路を切り替える切替手段とを備えている。ガス貯蔵時には、貯蔵タンク28a又はバッファタンク28bのいずれか一方に炭化水素又は第2ガスが供給され、ガス放出時には、貯蔵タンク28a又はバッファタンク28bのいずれか一方から炭化水素又は第2ガスが排出される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
以下の構成を備えた電力貯蔵・供給システム。 (1)前記電力貯蔵・供給システムは、 H2O電解、CO2電解、又はH2O+CO2共電解を行うSOECモードと、炭化水素、H2、及び/又はCOを燃料に用いて発電を行うSOFCモードとを切り替え可能なリバーシブルSOCと、 前記リバーシブルSOCがSOECモードにある時に、CO2源から供給されるガスからCO2を分離し、分離されたCO2を含む分離ガスを前記リバーシブルSOCに供給する第2CO2分離器と、 前記リバーシブルSOCが前記SOECモードにある時に、前記リバーシブルSOCにH2Oを供給する蒸発器と、 前記リバーシブルSOCがSOECモードにある時に、前記リバーシブルSOCのカソードオフガス(Aout)を用いて前記炭化水素を合成する燃料製造器と、 前記燃料製造器から排出される前記炭化水素を貯蔵し、又は前記炭化水素を前記リバーシブルSOCに供給するための1又は2以上の貯蔵タンクと、 前記貯蔵タンクと並列に接続された、前記電力貯蔵・排出システムから排出される前記炭化水素以外のガス(第2ガス)を貯蔵し、又は、前記第2ガスを前記リバーシブルSOCに供給するための1又は2以上のバッファタンクと、 前記リバーシブルSOCの作動モードに応じて、前記炭化水素又は前記第2ガスの供給・排出経路を切り替える切替手段と を備えている。 (2)前記切替手段は、 (a)ガス貯蔵時には、前記貯蔵タンク又は前記バッファタンクのいずれか一方に前記炭化水素又は前記第2ガスを供給し、 (b)ガス放出時には、前記貯蔵タンク又は前記バッファタンクのいずれか一方から前記炭化水素又は前記第2ガスが排出されるように、 前記供給・排出経路を切り替えるものからなる。
IPC (8件):
H01M 8/066 ,  C25B 1/10 ,  H01M 8/00 ,  H01M 8/12 ,  H01M 8/04 ,  C25B 1/00 ,  C25B 15/08 ,  C25B 15/02
FI (8件):
H01M8/06 S ,  C25B1/10 ,  H01M8/00 Z ,  H01M8/12 ,  H01M8/04 Z ,  C25B1/00 Z ,  C25B15/08 302 ,  C25B15/02 302
Fターム (23件):
4K021AA01 ,  4K021AB25 ,  4K021BA02 ,  4K021BC01 ,  4K021BC03 ,  4K021CA09 ,  4K021CA10 ,  4K021DC11 ,  4K021DC15 ,  5H126BB06 ,  5H127AA07 ,  5H127AB21 ,  5H127BA05 ,  5H127BA13 ,  5H127BA14 ,  5H127BA21 ,  5H127BA28 ,  5H127BA34 ,  5H127BA57 ,  5H127BA58 ,  5H127BA59 ,  5H127BA60 ,  5H127BB02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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