特許
J-GLOBAL ID:201803014042964340

水のリサイクルを伴う酢酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小野 新次郎 ,  山本 修 ,  宮前 徹 ,  中西 基晴 ,  梶田 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-001896
公開番号(公開出願番号):特開2018-076366
出願日: 2018年01月10日
公開日(公表日): 2018年05月17日
要約:
【課題】酢酸の回収を制御するための酢酸製造の改良方法の提供。【解決手段】反応器内で形成した反応媒体をフラッシュ容器内で分離し、液体リサイクル及び蒸気生成物流を形成すること、該蒸気生成物流を第1の塔で蒸溜し、1重量%〜3重量%の水を含む側流と、第1の低沸点オーバーヘッド蒸気流とを得、これを凝縮し得られた凝縮流を二相に分離し、重質液相及び軽質液相を形成すること、該側流を第2の塔で蒸溜し、精製酢酸生成物及び第2の低沸点オーバーヘッド蒸気流を得、これを凝縮し90重量%又はそれを下回る量の水を含む水性リサイクル流を得ること、及び該第2の低沸点オーバーヘッド蒸気流を該反応器にリサイクルすることを含み、該反応器にリサイクルされる水性リサイクル流の質量流量に対する該反応器へリサイクルされる軽質液相の質量流量のリサイクル比が2であるか又はそれを下回る、酢酸の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
反応器内で形成した反応媒体をフラッシュ容器内で分離し、液体リサイクル及び蒸気生成物流を形成すること、 該蒸気生成物流を第1の塔で蒸溜し、1重量%〜3重量%の水を含む側流と、第1の低沸点オーバーヘッド蒸気流とを得ること、 該第1の低沸点オーバーヘッド蒸気流を凝縮し、得られた凝縮流を二相に分離し、重質液相及び軽質液相を形成すること、 該側流を第2の塔で蒸溜し、精製酢酸生成物及び第2の低沸点オーバーヘッド蒸気流を得ること、 該第2の低沸点オーバーヘッド蒸気流を凝縮し、90重量%又はそれを下回る量の水を含む水性リサイクル流を得ること、及び 該第2の低沸点オーバーヘッド蒸気流を該反応器にリサイクルすることを含み、 該反応器にリサイクルされる水性リサイクル流の質量流量に対する該反応器へリサイクルされる軽質液相の質量流量のリサイクル比が2であるか又はそれを下回る、酢酸の製造方法。
IPC (2件):
C07C 51/44 ,  C07C 53/08
FI (2件):
C07C51/44 ,  C07C53/08
Fターム (9件):
4H006AA02 ,  4H006AB84 ,  4H006AD11 ,  4H006BD31 ,  4H006BD33 ,  4H006BD34 ,  4H006BD52 ,  4H006BD53 ,  4H006BS10
引用特許:
審査官引用 (1件)

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