特許
J-GLOBAL ID:201803014192187245

擁壁の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山口 朔生 ,  大島 信之 ,  山口 真二郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-001804
特許番号:特許第6328359号
出願日: 2018年01月10日
要約:
【課題】パネル材と小断面の控え部が一体に連結したハーフプレキャスト構造の擁壁パネルを現場で製作可能な擁壁パネルキットを用いてなる擁壁の施工方法を提供すること。 【解決手段】本発明の擁壁の施工方法は、地盤に支柱杭を建て込んで支柱杭の支柱部を地盤上に立設させる立設工程と、矩形面状のパネル材と、パネル材の背面に着脱自在に付設した保護型枠と、を備え、パネル材は、プレキャストコンクリート板からなるパネル本体と、パネル本体内に配筋され、一部がパネル本体の背面から外部に露出して水平方向のループ部を構成する連結鉄筋と、を有し、保護型枠の内面とパネル本体の背面とによって、ループ部の側周を包囲する打設空間を画設した擁壁パネルキットを、支柱杭の支柱部に上方から吊り下ろし、ループ部内に支柱部を挿通して、ループ部と支柱部の間に一定のクリアランスを確保しつつ地盤に配置する配置工程と、地盤に配置した擁壁パネルキットの打設空間内に充填材を打設する打設工程と、充填材の硬化後にパネル材から保護型枠を取り外す脱型工程と、を備えることを特徴とする。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 地盤に支柱杭を建て込んで前記支柱杭の支柱部を地盤上に立設させる、立設工程と、 矩形面状のパネル材と、前記パネル材の背面に着脱自在に付設した保護型枠と、を備え、前記パネル材は、プレキャストコンクリート板からなるパネル本体と、前記パネル本体内に配筋され、一部が前記パネル本体の背面から外部に露出して水平方向のループ部を構成する連結鉄筋と、を有し、前記保護型枠の内面と前記パネル本体の背面とによって、前記ループ部の側周を包囲する打設空間を画設した、擁壁パネルキットを用い、前記擁壁パネルキットを、前記支柱杭の支柱部に上方から吊り下ろし、前記ループ部内に支柱部を挿通して、前記ループ部と支柱部の間に一定のクリアランスを確保しつつ地盤に配置する、配置工程と、 地盤に配置した前記擁壁パネルキットの打設空間内に充填材を打設する、打設工程と、 前記充填材の硬化後に前記パネル材から前記保護型枠を取り外す、脱型工程と、を備えることを特徴とする、 擁壁の施工方法。
IPC (1件):
E02D 29/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
E02D 29/02 302
引用特許:
出願人引用 (15件)
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審査官引用 (16件)
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