モータ及び駆動装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-242317
公開番号（公開出願番号）：特開2018-098934
出願日： 2016年12月14日
公開日（公表日）： 2018年06月21日
要約：

【課題】無励磁状態において出力軸の回転を制動するブレーキ機能を備えた、簡易な構造のモータ及び駆動装置を提供する。【解決手段】モータ100は、シャフト102と、該シャフト102に同軸回転可能に連結された回転子105と、回転子105の外側に固定され、回転子105を挟んでN極とS極が互いに対向する一対の永久磁石片103aからなる固定子103と、シャフト102に同軸回転可能に連結された磁性金属製の制動回転子110と、を備える。制動回転子110は、その回転位置に応じて一対の永久磁石片103aに近接するように外方に放射状に延在した複数の突出部112を備える。無励磁状態において、永久磁石片103aに近接配置された突出部112と永久磁石片103aとの間に発生した磁力が、回転子105と固定子103との間に生じるコギングトルクに合成されることにより、シャフト102の回転が所定の制動トルクで制動される。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

回転可能に支持されたシャフトと、放射状に延びる複数のティースを有するコア、前記各ティースの間で前記コアに巻回された複数の巻線、及び、前記複数の巻線に電気的に接続された整流子を有し、前記シャフトに同軸回転可能に連結された回転子と、前記回転子の外側に固定され、前記回転子を挟んでN極とS極が互いに対向する一対の永久磁石片からなる固定子と、前記固定子に対して固定され、前記整流子に接触して前記回転子を励磁するブラシと、前記回転子から軸方向にずれた位置で前記シャフトに同軸回転可能に連結された磁性金属製の制動回転子と、を備え、前記制動回転子は、前記制動回転子の回転位置に応じて前記一対の永久磁石片に近接するように外方に放射状に延在した複数の突出部を備え、無励磁状態において、前記永久磁石片に近接配置された前記突出部と前記永久磁石片との間に発生した磁力が、前記回転子と前記固定子との間に生じるコギングトルクに合成されることにより、前記シャフトの回転が所定の制動トルクで制動されることを特徴とするモータ。

IPC (3件)：

H02K 7/12 , H02K 7/116 , H02K 23/68

FI (3件)：

H02K7/12 Z , H02K7/116 , H02K23/68

Fターム (10件)：

5H607BB01 , 5H607BB04 , 5H607BB14 , 5H607DD02 , 5H607EE06 , 5H607EE19 , 5H607EE31 , 5H607EE36 , 5H623BB07 , 5H623JJ00

引用特許：

審査官引用 (5件)

セルフロック機構を備えた車両の後輪トー角可変制御装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2007-298763 出願人：本田技研工業株式会社
特開平4-308490
特開平3-150086

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