特許
J-GLOBAL ID:201803015589129442

音源分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 首藤 宏平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-155083
公開番号(公開出願番号):特開2018-022119
出願日: 2016年08月05日
公開日(公表日): 2018年02月08日
要約:
【課題】音源の分離・抽出性能を保ちつつ、オンラインで音源分離を行う際の遅延時間を低減可能な音源分離装置を提供する。【解決手段】音源分離装置1は、複数の音源から伝搬する音を収集するマイクロホン10、11から出力される観測信号x1(n)、x2(n)を周波数領域の信号群に変換し、この信号群に基づき分離行列W(ω)を更新し、更新後の分離行列を時系列のフィルタ係数ha(n)に変換して出力する分離行列処理部20と、フィルタ係数ha(n)に含まれる非因果成分を部分的に除去してフィルタ係数h(n)に変換するフィルタ係数変換部30と、このフィルタ係数h(n)をフィルタ群41〜44に供給し、分離行列W(ω)に対応して観測信号x1(n)、x2(n)から分離された複数の分離信号y1(n)、y2(n)を生成する分離部40とを備えて構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の音源の混合音から各音源の音を分離する音源分離装置であって、 前記複数の音源から伝搬する音を収集し、それぞれ電気信号に変換する複数のマイクロホンと、 前記複数のマイクロホンから時系列で出力される複数の観測信号を周波数領域の信号群に変換し、前記複数の音源を分離するための分離行列を前記周波数領域の信号群に基づいて更新し、更新された前記分離行列を時系列のフィルタ係数に変換して出力する分離行列処理部と、 前記時系列のフィルタ係数に含まれる非因果成分を部分的に除去することにより、前記フィルタ係数を変換するフィルタ係数変換部と、 前記フィルタ係数変換部により変換された前記フィルタ係数を、前記複数の観測信号の畳み込み演算を行うフィルタ群に供給し、前記分離行列に対応して前記複数の観測信号から分離された複数の分離信号を生成する分離部と、 を備えることを特徴とする音源分離装置。
IPC (2件):
G10L 21/027 ,  G10L 21/028
FI (2件):
G10L21/0272 100B ,  G10L21/028 B
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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