特許
J-GLOBAL ID:201803015924684642

3相回転電機の波巻き巻線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 脩
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-270320
公開番号(公開出願番号):特開2015-126631
特許番号:特許第6295657号
出願日: 2013年12月26日
公開日(公表日): 2015年07月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ステータコアの各スロットに交互に挿通されるコイル辺部と、前記コイル辺部と一体に形成され前記コイル辺部の同一側端部を接続するコイル端部とを有するコイル導体が波巻き構成となるように巻装された3相回転電機の波巻き巻線であって、 前記波巻き構成は、前記コイル端部によって接続される前記コイル辺部間のコイル辺ピッチが1磁極ピッチより短い短節巻部と、前記コイル端部によって接続される前記コイル辺部間の前記コイル辺ピッチが1磁極ピッチより長い長節巻部とが交互に繰り返されて波巻きが構成されており、 前記スロットは、毎極毎相スロット数が整数でない分数スロットであり、1つの前記スロット内において3相のうちの単一相の前記コイル辺部が収容される単相スロットと、1つの前記スロット内において3相のうちの複数相の前記コイル辺部が収容される複相スロットとを有し、 前記短節巻部の前記コイル辺ピッチは、毎極スロット数の小数点以下を切り捨てた自然数に設定され、前記長節巻部の前記コイル辺ピッチは、前記毎極スロット数の小数点以下を切り上げた自然数に設定されており、 前記スロットの深さ方向の同一層に収容される前記コイル辺部であって1スロットピッチ間隔で隣接する同相の複数の前記コイル辺部を同相コイル辺部群とするとき、前記同相コイル辺部群のうち前記同相コイル辺部群に属するコイル辺部数が最も少ない最少同相コイル辺部群から当該相の相端子が引き出されており、 前記コイル端部は、前記スロットの深さ方向において異なる位置に配されるスロット底部側の前記コイル辺部とスロット開口部側の前記コイル辺部とを交互に接続して、前記スロット底部側の前記コイル辺部と前記スロット開口部側の前記コイル辺部とが、前記スロットの深さ方向の2層分を占有し、前記コイル導体がヘリカル状につながる2層のヘリカル巻シート状コイルとして構成され、 前記ヘリカル巻シート状コイルは、前記短節巻部と前記長節巻部とが交互に繰り返されて可動子磁極の移動方向の相端子側のシート端部から反相端子側のシート端部にかけて前記コイル導体が巻装されている第1コイルユニットと、前記短節巻部と前記長節巻部とが交互に繰り返されて前記可動子磁極の移動方向の前記反相端子側のシート端部から前記相端子側のシート端部にかけて前記コイル導体が巻装されている第2コイルユニットとを有し、 前記ヘリカル巻シート状コイルの3相の各相コイルは、前記第1コイルユニットが前記相端子側のシート端部のコイル導体巻始め部から巻き始められ前記反相端子側のシート端部のコイル導体巻き返し部で巻き返されて前記第2コイルユニットに接続され前記可動子磁極の移動方向において前記コイル導体が往復するように巻装されている第1相単位コイルと、前記第1コイルユニットおよび前記第2コイルユニットのうちのいずれか一方のみを有し前記第1相単位コイルと同相の電磁気的に位相の異なる第2相単位コイルとが直列接続されており、 前記3相回転電機の軸方向視で前記ステータコアに渦巻き状に装着された前記ヘリカル巻シート状コイルにおいて、1つの前記第1相単位コイルまたは同相の電磁気的に位相の異なる複数個の前記第1相単位コイルが直列接続された前記第1相単位コイルのコイル端のうち前記相端子が引き出されるコイル端と異なる側のコイル端と、前記第2相単位コイルのコイル端のうち前記可動子磁極の移動方向の前記反相端子側のシート端部のコイル端とが、渡り線で電気的に接続されている3相回転電機の波巻き巻線。
IPC (1件):
H02K 3/28 ( 200 6.01)
FI (1件):
H02K 3/28 N
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る