特許
J-GLOBAL ID:201803016859946738

光免疫療法のための組成物、組み合わせおよび関連方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (12件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  小寺 秀紀 ,  大関 雅人 ,  五十嵐 義弘 ,  川本 和弥
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-528209
公開番号(公開出願番号):特表2018-528268
出願日: 2016年08月18日
公開日(公表日): 2018年09月27日
要約:
光免疫療法、例えば、細胞上のタンパク質に結合する標的化分子にコンジュゲートされたフタロシアニン色素、例えば、IR700-抗体コンジュゲートの活性化によって誘導される光免疫療法における使用のための、コンジュゲート、組成物および方法を本明細書において提供する。いくつかの態様において、フタロシアニン-色素コンジュゲートは、近赤外光での照射によって活性化できる。コンジュゲート、組成物および方法の特徴、例えばコンジュゲートの用量は、より低い毒性および/または改善された有効性などの種々の利点を提供する。いくつかの態様において、標的化分子がさらなる蛍光色素にコンジュゲートされている二重標識フタロシアニン-色素コンジュゲートも提供し、これは、例えばイメージングまたは検出のための改善された性能を示しつつ光免疫療法に使用することができる。また、腫瘍またはがんを含む疾患および病態の処置のための、コンジュゲートおよび組成物を使用する治療方法も提供する。
請求項(抜粋):
(a)疾患または病態を有する対象に、該疾患または病態と関連する病変の微小環境中に存在する細胞の表面のタンパク質に結合する標的化分子に連結されたフタロシアニン色素を含むコンジュゲートを投与する工程であって、該疾患または病態を処置するためのそのようにコンジュゲートされていない抗体または抗原結合抗体断片の治療有効全身曝露の75%以下である全身曝露を達成するためにコンジュゲートを投与する、工程;および (b)コンジュゲートを投与した後、病変に、500nm〜900nmの波長で、少なくとも1J cm-2または1J/ファイバ長cmの線量で照射し、それによって対象における疾患を処置する工程 を含む、対象における疾患または病態を処置する方法。
IPC (13件):
A61K 47/66 ,  A61K 47/68 ,  A61K 45/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 37/02 ,  A61K 38/19 ,  A61K 38/21 ,  A61K 41/00 ,  A61P 43/00 ,  A61K 39/39 ,  A61K 38/20 ,  A61K 39/395 ,  C07K 16/28
FI (14件):
A61K47/66 ,  A61K47/68 ,  A61K45/00 ,  A61P35/00 ,  A61P37/02 ,  A61K38/19 ,  A61K38/21 ,  A61K41/00 ,  A61P43/00 111 ,  A61K39/39 ,  A61K38/20 ,  A61K39/395 N ,  C07K16/28 ,  A61P43/00 121
Fターム (29件):
4C076BB13 ,  4C076CC27 ,  4C076EE59 ,  4C076FF67 ,  4C084AA02 ,  4C084AA11 ,  4C084AA19 ,  4C084DA01 ,  4C084DA14 ,  4C084DA16 ,  4C084DA19 ,  4C084DA24 ,  4C084DA25 ,  4C084MA66 ,  4C084NA05 ,  4C084NA06 ,  4C084ZB072 ,  4C084ZB261 ,  4C084ZB262 ,  4C084ZC412 ,  4C085AA38 ,  4C085BB11 ,  4C085FF24 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045BA51 ,  4H045BA70 ,  4H045DA76 ,  4H045EA20
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 審議結果報告書 [販売名]アービタックス注射液100mg, 20080602, pp. 1-52

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