特許
J-GLOBAL ID:201803016899536168

ケーブルグランド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あーく特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-238316
公開番号(公開出願番号):特開2018-098828
出願日: 2016年12月08日
公開日(公表日): 2018年06月21日
要約:
【課題】グランド本体、ケーブルが挿通されるスリーブ、およびスリーブを締め付けるキャップなどを備えたケーブルグランドにおいて、スリーブの気密・液密性およびケーブルの保持力をより確実に確保する。【解決手段】キャップ4にてスリーブ3を締め付ける際に、キャップ4とスリーブ3との間に介在するスリーブコレット7を設け、そのスリーブコレット7は、スリーブ3の外周部を囲う円筒形状に形成され当該スリーブ3の外周に嵌め込まれる円筒部71を有し、その円筒部71には複数のスリット73aが形成されている。このようなスリーブコレット7を設けることにより、キャップ4を締め付ける際に、スリーブ3の径方向外側への変形が制限されるので、グランド本体2およびキャップ4の内部の空き空間にスリーブ3の変形が逃げることを防ぐことができる。これにより、スリーブ3の気密・液密性およびケーブルCの保持力をより確実に確保することが可能になる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ケーブルの挿通が可能な筒状の部材であって、円筒形状のケーブル保持部を有し、そのケーブル保持部の外周面に雄ねじが形成されているとともに、前記ケーブル保持部内に円すいテーパ面が形成されたグランド本体と、 ケーブルを通す挿通孔を有し、前記ケーブル保持部に嵌め込まれる円筒形状のスリーブと、 前記ケーブル保持部の雄ねじに噛み合う雌ねじが形成されたキャップと、を備え、 前記グランド本体のケーブル保持部内に前記スリーブを嵌め込んだ状態で、前記キャップを前記ケーブル保持部の雄ねじにねじ込むことにより、前記円すいテーパ面にて前記スリーブを縮径方向に変形させるケーブルグランドにおいて、 前記スリーブに装着されるスリーブコレットを備え、 前記スリーブコレットは、前記スリーブの外周部を囲う円筒形状に形成され当該スリーブの外周に嵌め込まれる円筒部を有し、その円筒部には、当該円筒部の軸方向の途中から端部にまで延びるスリットが形成されており、 前記スリーブに前記スリーブコレットを装着し、そのスリーブを前記ケーブル保持部内に、前記スリーブコレットの前記スリット開放側の端部を前記円すいテーパ面に向けて嵌め込んだ状態で、前記キャップを前記ケーブル保持部の雄ねじにねじ込む際に、前記キャップと前記スリーブとの間に前記スリーブコレットが介在するように構成されていることを特徴とするケーブルグランド。
IPC (2件):
H02G 15/02 ,  H02G 3/22
FI (2件):
H02G15/02 ,  H02G3/22
Fターム (9件):
5G363AA01 ,  5G363BA01 ,  5G363CA01 ,  5G363CA12 ,  5G363CA15 ,  5G363CB01 ,  5G375BA01 ,  5G375BB01 ,  5G375BB28
引用特許:
出願人引用 (3件)

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