特許
J-GLOBAL ID:201803016916136519

デジタルPCR用熱サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-043620
公開番号(公開出願番号):特開2018-143197
出願日: 2017年03月08日
公開日(公表日): 2018年09月20日
要約:
【課題】デジタルPCRの熱サイクルにおける変性及びアニーリング/伸長のためのホールド時間をなくし、デジタルPCRの高速化を実現するデジタルPCR用熱サイクル装置の提供。【解決手段】PCR反応液の液滴6と油相7のエマルジョンを収容するための液滴収容部2を有する容器1と、平坦な上面5aが加熱面をなすヒーター5とを備えるデジタルPCR用熱サイクル装置。容器1は、上下に貫通する開口3aが少なくとも1つ形成された容器本体3と、容器本体3の下面に接合された熱伝導性を有する基板4とを有し、容器本体3の開口3aと基板4から容器1の液滴収容部2が形成され、容器1はヒーター5の上面5aに載置され、容器1の液滴収容部2に液滴6が単層をなして収容された状態で、容器1の基板4がヒーター5によりPCRの熱サイクルに従って繰り返し温度昇降されるデジタルPCR用熱サイクル装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
PCR反応液の液滴と油相とのエマルジョンを収容するための液滴収容部を有する容器と、 前記容器を支持するための支持手段と、 前記容器を加熱するための熱源とを備えたデジタルPCR用熱サイクル装置であって、 前記容器が、 上下に貫通する開口が少なくとも1つ形成された容器本体と、 前記容器本体の下面に接合された熱伝導性を有する基板と、を有し、 前記容器本体の前記開口が前記液滴収容部の内部空間を形成するとともに、前記基板の上面が前記液滴収容部の底面を形成し、 前記熱源が、前記支持手段によって支持された前記容器の下面に接触し、または前記容器の下方において前記容器の下面に対向して配置され、 前記容器の前記液滴収容部に、前記エマルジョンが、前記液滴が単層をなすように収容された状態で、前記容器の前記基板が前記熱源によりPCRの熱サイクルに従って繰り返し温度昇降されるものであることを特徴とするデジタルPCR用熱サイクル装置。
IPC (3件):
C12M 1/00 ,  G01N 35/00 ,  G01N 37/00
FI (3件):
C12M1/00 A ,  G01N35/00 B ,  G01N37/00 101
Fターム (20件):
2G058BB02 ,  2G058BB09 ,  2G058BB19 ,  4B029AA07 ,  4B029BB20 ,  4B029FA12 ,  4B063QA01 ,  4B063QA13 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR45 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QS36 ,  4B063QS39 ,  4B063QX02

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