特許
J-GLOBAL ID:201803017408026690
表面被覆切削工具およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-164782
公開番号(公開出願番号):特開2018-030207
出願日: 2016年08月25日
公開日(公表日): 2018年03月01日
要約:
【課題】剥離、チッピングなどを含めた被膜の欠損に対する抵抗性を高める。【解決手段】表面被覆切削工具は、すくい面と、逃げ面とを有し、基材と該基材上に形成された被膜とを備え、前記基材は、超硬合金またはサーメットであり、前記被膜は、複数の酸化アルミニウムの結晶粒を含む酸化アルミニウム層を含み、前記酸化アルミニウム層は、前記すくい面上のA領域と前記逃げ面上のB領域とからなる第1領域と、前記すくい面において前記A領域を除いた領域である第2領域と、前記逃げ面において前記B領域を除いた領域である第3領域とを含み、前記酸化アルミニウム層は、配向性指数TC(hkl)においてTC(110)の前記第1領域における平均値がaであり、前記TC(110)の前記第2領域または前記第3領域における平均値がbであるとき、b-a>0.5の関係を満たす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
すくい面と、逃げ面とを有する表面被覆切削工具であって、
基材と該基材上に形成された被膜とを備え、
前記基材は、超硬合金またはサーメットであり、
前記被膜は、複数の酸化アルミニウムの結晶粒を含む酸化アルミニウム層を含み、
前記酸化アルミニウム層は、前記すくい面上のA領域と前記逃げ面上のB領域とからなる第1領域と、前記すくい面において前記A領域を除いた領域である第2領域と、前記逃げ面において前記B領域を除いた領域である第3領域とを含み、
前記A領域は、前記すくい面と前記逃げ面とを仮想的に延長させたときにこれらが交差して形成される線を刃先稜線としたとき、前記すくい面において前記刃先稜線に沿って前記刃先稜線から1mm離れた地点を通る仮想線と前記刃先稜線とで挟まれる領域であり、
前記B領域は、前記逃げ面において前記刃先稜線に沿って前記刃先稜線から1mm離れた地点を通る仮想線と前記刃先稜線とで挟まれる領域であり、
前記酸化アルミニウム層は、配向性指数TC(hkl)においてTC(110)の前記第1領域における平均値がaであり、前記TC(110)の前記第2領域または前記第3領域における平均値がbであるとき、b-a>0.5の関係を満たす、表面被覆切削工具。
IPC (12件):
B23B 27/14
, B23C 5/16
, B23B 51/00
, B23F 21/00
, B23G 5/06
, B23D 77/00
, B24B 3/34
, C23C 16/40
, C23C 16/30
, C22C 29/08
, C22C 29/02
, C22C 29/16
FI (13件):
B23B27/14 A
, B23C5/16
, B23B51/00 J
, B23B27/14 B
, B23F21/00
, B23G5/06 C
, B23D77/00
, B24B3/34
, C23C16/40
, C23C16/30
, C22C29/08
, C22C29/02 Z
, C22C29/16 Z
Fターム (45件):
3C037CC04
, 3C037CC09
, 3C037CC11
, 3C046FF03
, 3C046FF05
, 3C046FF09
, 3C046FF11
, 3C046FF13
, 3C046FF18
, 3C046FF22
, 3C046FF32
, 3C046FF34
, 3C046FF39
, 3C046FF53
, 3C046FF55
, 3C050EC00
, 3C158AA06
, 3C158AA07
, 3C158AA12
, 3C158AA19
, 3C158CA01
, 3C158CA02
, 3C158CB01
, 3C158CB03
, 4K030AA03
, 4K030AA09
, 4K030AA14
, 4K030AA17
, 4K030AA18
, 4K030AA24
, 4K030BA02
, 4K030BA29
, 4K030BA36
, 4K030BA38
, 4K030BA43
, 4K030BA49
, 4K030BA53
, 4K030BA56
, 4K030BA57
, 4K030BB01
, 4K030BB03
, 4K030BB12
, 4K030CA03
, 4K030FA10
, 4K030LA22
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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