特許
J-GLOBAL ID:201803017779355034

トラクタに備えられる伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人R&C
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-161448
公開番号(公開出願番号):特開2018-184171
出願日: 2018年08月30日
公開日(公表日): 2018年11月22日
要約:
【課題】エンジンの始動時の負荷トルクを低減させることによりスタータのサイズアップを回避することができる伝動装置を提供する。【解決手段】伝動装置Dは、エンジン3aから出力された動力を、主クラッチ機構を兼ねる前後進切替機構50、主変速機構である静油圧式の無段変速機構20、遊星歯車機構40および副変速機構60を介して前車輪1や後車輪2等の走行装置に伝動する走行系伝動装置D1と、エンジン3aから出力された動力を、作業クラッチ70、作業変速機構71および動力取出軸7を介して作業装置に伝動する作業系伝動装置D2とを備え、遊星歯車機構40は、作業クラッチ入力部72aと同一軸心上に配設されている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
トラクタに備えられ、エンジンが出力する動力を走行装置および作業装置に伝動する伝動装置であって、 前後進切替機構、静油圧式の無段変速機構、遊星歯車機構、後車輪駆動部および作業クラッチとを備え、 前記前後進切替機構は、前記エンジンが有するエンジン出力部から出力された動力が入力される前後進切替機構入力部と、前記前後進切替機構入力部に入力された動力を正回転または逆回転に切り替えて出力する前後進切替機構出力部とを有し、 前記無段変速機構は、前記前後進切替機構出力部から出力された動力が入力される無段変速機構入力部と、前記無段変速機構入力部にされた動力を無段変速して出力する無段変速機構出力部とを有し、 前記遊星歯車機構は、前記無段変速機構出力部から出力された動力が入力される遊星歯車機構第一入力部と、前記前後進切替機構出力部から出力された動力が、前記無段変速機構によって無段変速されることなく入力される遊星歯車機構第二入力部と、前記遊星歯車機構第一入力部および前記遊星歯車機構第二入力部に入力された動力を合成し、合成した動力を出力する遊星歯車機構出力部とを有し、 前記後車輪駆動部は、前記遊星歯車機構出力部から出力された動力が入力される後車輪駆動部入力部を有し、 前記作業クラッチは、前記エンジン出力部から出力された動力が入力される作業クラッチ入力部と、前記作業クラッチ入力部に入力された動力を出力可能な作業クラッチ出力部とを有し、 前記遊星歯車機構は、前記作業クラッチ入力部と同一軸心上に配設されていることを特徴とする伝動装置。
IPC (4件):
B60K 17/08 ,  B60K 17/02 ,  B60K 17/28 ,  F16H 47/04
FI (4件):
B60K17/08 J ,  B60K17/02 C ,  B60K17/28 C ,  F16H47/04 C
Fターム (11件):
3D039AA02 ,  3D039AA04 ,  3D039AB12 ,  3D039AC03 ,  3D039AC45 ,  3D039AC54 ,  3D043AB12 ,  3D043AB17 ,  3D043BA06 ,  3D043BC03 ,  3D043BC16
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 変速伝動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-244276   出願人:株式会社クボタ
  • 変速伝動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-035011   出願人:株式会社クボタ

前のページに戻る