特許
J-GLOBAL ID:201803018488867140

高強度アルミニウム合金およびそれから物品を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人酒井国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-517204
公開番号(公開出願番号):特表2018-535314
出願日: 2016年04月29日
公開日(公表日): 2018年11月29日
要約:
本願発明は、アルミニウム系合金の高強度鋳造および鍛造の冶金学の分野に関し、負荷の下で動作可能な不可欠なデザインで使用される物品を製造するために使用され、輸送分野、スポーツ産業およびスポーツイクイップメントの分野でも使用され、電子デバイスのケーシングを製造するためにも使用され、および、他のエンジニアリング産業および工業セクタにおいても使用される。エージング硬化処理中に二次相の形成によって生じる析出硬化により、インゴットおよび鋳造品を鋳造する間に高い加工可能性を与えつつ、合金から生成された物品の機械的特性を強化することを技術的効果とするものである。亜鉛、マグネシウム、ニッケル、鉄、銅、および、ジルコニウム、ならびに、付加的に、チタン、スカンジウムおよびクロムからなる群より選択される少なくともひとつの金属を含む高強度アルミニウム系合金は、それぞれの濃度(wt%)が亜鉛3.8-7.4、マグネシウム1.2-2.6、ニッケル0.5-2、鉄0.3-1.0、銅0.001-0.25、ジルコニウム0.05-0.2、チタン0.01-0.05、スカンジウム0.05-0.10、クロム0.04-0.15、および、残部アルミニウムを含み、鉄およびニッケルが、共晶遷移から生じ、少なくとも2vol%の体積濃度を示す、Al9FeNi相のアルミナイドを有利に形成する。
請求項(抜粋):
亜鉛、マグネシウム、ニッケル、鉄、銅、および、ジルコニウム、ならびに、付加的に、チタン、スカンジウムおよびクロムをからなる群より選択される少なくともひとつを含む高強度アルミニウム系合金であって、それぞれのwt%濃度が 亜鉛 3.8-7.4 マグネシウム 1.2-2.6 ニッケル 0.5-2.5 鉄 0.3-1.0 銅 0.001-0.25 ジルコニウム 0.05-0.2 チタン 0.01-0.05 スカンジウム 0.05-0.10 クロム 0.04-0.15 アルミニウム 残部 であって、 鉄およびニッケルが、2vol%より大きいフラクション体積のAl9FeNi共晶相のアルミナイドを好適に作成する、ことを特徴とするアルミニウム系合金。
IPC (2件):
C22C 21/10 ,  C22F 1/053
FI (2件):
C22C21/10 ,  C22F1/053
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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