特許
J-GLOBAL ID:201803018832618952
ゴム物品補強用スチールコード、タイヤ部材及びタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
本多 一郎
, 杉本 由美子
, 篠田 淳郎
, 渡耒 巧
, 大田黒 隆
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-071014
公開番号(公開出願番号):特開2014-194094
特許番号:特許第6285104号
出願日: 2013年03月29日
公開日(公表日): 2014年10月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 コアのフィラメント本数をM、シースのフィラメント本数をNとするとき、M本のスチールフィラメントよりなるコアと、該コアの周りに撚り合わせたN本のスチールフィラメントよりなるシースとにより構成されるM+Nで表される2層撚りのコード構造、又はフィラメント本数をNとするとき、N本のスチールフィラメントを撚り合わせてなる1×Nで表される単撚りのコード構造を有し、
前記N本のスチールフィラメントは、一周期における一つの山と一つの谷との高さ方向の距離で定義される振幅の大きさが不規則になっているランダムな振幅を有する螺旋状の型付けがされてなり、下記(A)、(B)、(C)及び(D)のいずれかの関係を満たすことを特徴とするゴム物品補強用スチールコード。
記
(A)
前記N本のスチールフィラメントは、螺旋型付けを当該フィラメントの長手方向から見たときのスチールコードの横断面における短径と同じ方向における振幅である縦の振幅をHa、前記短径と同じ方向から中心軸の周りに90°回転させた方向である、スチールコードの横断面における長径と同じ方向における振幅である横の振幅をHb、スチールコードの短径であるスチールコードの縦径をa、スチールコードの長径であるスチールコードの横径をb、縦の振幅の平均をHa(ave)、横の振幅の平均をHb(ave)とするとき(但し、スチールコードの横断面で短径、長径が同じ場合は、ある方向におけるコード直径をa、その方向から90°回転した方向におけるコード直径をbとする)、
縦の振幅Haは、スチールコードの縦径aと0.70a≦Ha≦1.30aの関係を満たし、横の振幅Hbは、スチールコードの横径bと0.70b≦Hb≦1.30bの関係を満たし、
縦の振幅の平均Ha(ave)は、スチールコードの縦径aと0.80a≦Ha(ave)≦1.05aの関係を満たし、横の振幅の平均Hb(ave)は、スチールコードの縦径bと0.80b≦Hb(ave)≦1.05bの関係を満たす。
(B)
前記(A)の関係に加えて又は前記(A)の関係なしに、
前記N本のスチールフィラメントは、螺旋型付けを当該フィラメントの長手方向から見たときの前記縦の振幅をHa、前記横の振幅をHb、前記スチールコードの縦径をa、前記スチールコードの横径をbとし、縦の振幅Haの最小値をHa(min)、縦の振幅Haの最大値をHa(max)とするとき、
縦の振幅Haの最小値Ha(min)は、前記スチールコードの縦径aと0.70a≦Ha(min)≦0.90aの関係を満たし、縦の振幅Haの最大値Ha(max)は、前記スチールコードの縦径aと1.00a≦Ha(max)≦1.30aの関係を満たし、
横の振幅Hbの最小値Hb(min)は、前記スチールコードの横径bと0.70b≦Hb(min)≦0.90bの関係を満たし、横の振幅Hbの最大値Hb(max)は、前記スチールコードの縦径bと1.00b≦Hb(max)≦1.30bの関係を満たす。
(C)
前記(A)及び(B)の関係に加えて又は前記(A)及び(B)の関係なしに、
全ての振幅の平均H(ave)が0.85a≦H(ave)≦1.00aの関係を満たす。
(D)
前記(A)、(B)及び(C)の関係に加えて又は前記(A)、(B)及び(C)の関係なしに、
前記縦の振幅の平均Ha(ave)は、前記スチールコードの縦径aと0.92a≦Ha(ave)≦1.03aの関係を満たし、前記横の振幅の平均Hb(ave)は、前記スチールコードの縦径bと0.92b≦Hb(ave)≦1.03bの関係を満たす。
IPC (2件):
D07B 1/06 ( 200 6.01)
, B60C 9/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
D07B 1/06 A
, B60C 9/00 M
, B60C 9/00 L
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)
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