特許
J-GLOBAL ID:201803018954254668

微生物封入マイクロカプセル、微生物封入マイクロカプセルを含むセメント混和材料及びセメント系構造物の補修材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-071341
公開番号(公開出願番号):特開2018-172234
出願日: 2017年03月31日
公開日(公表日): 2018年11月08日
要約:
【課題】高pH環境から内部の微生物を保護すると共にカプセル未破壊の状態でも炭酸カルシウムの析出に寄与しうる、セメント系硬化物の強化用微生物封入カプセル、この微生物封入マイクロカプセルを含むセメント混和材料及びセメント系構造物補修材料を提供すること【解決手段】代謝により二酸化炭素を発生する微生物を封入すると共に、二酸化炭素由来の炭酸イオンとセメント系硬化物に含まれるカルシウムイオンとの結合により析出する炭酸カルシウムによってセメント系硬化物を強化するために用いられるセメント系硬化物強化用の微生物封入マイクロカプセルである。このマイクロカプセルのカプセル壁は、アルギン酸、アルギン酸エステル、ペクチン、ジェランガム、ポリ(メタ)アクリル酸、カルボキシメチルセルロース、アラビアガム及びこれらの塩からなる群から選択される1種以上の水溶性ポリマーがカルシウムイオンで架橋されたゲル化物である。【選択図】図3
請求項(抜粋):
代謝により二酸化炭素を発生する微生物を封入すると共に、前記二酸化炭素由来の炭酸イオンとセメント系硬化物に含まれるカルシウムイオンとの結合により析出する炭酸カルシウムによってセメント系硬化物を強化するために用いられるセメント系硬化物強化用の微生物封入マイクロカプセルであって、 前記マイクロカプセルのカプセル壁が、アルギン酸、アルギン酸エステル、ペクチン、ポリ(メタ)アクリル酸、ジェランガム、カルボキシメチルセルロース、アラビアガム及びこれらの塩からなる群から選択される1種以上の水溶性ポリマーがカルシウムイオンで架橋されたゲル化物であることを特徴とする微生物封入マイクロカプセル。
IPC (4件):
C04B 24/00 ,  C04B 24/26 ,  C04B 24/38 ,  C04B 28/02
FI (5件):
C04B24/00 ,  C04B24/26 E ,  C04B24/38 D ,  C04B24/38 Z ,  C04B28/02
Fターム (4件):
4G112MD00 ,  4G112PB31 ,  4G112PB39 ,  4G112PB40
引用特許:
審査官引用 (3件)

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