特許
J-GLOBAL ID:201803018987279208
液相法によるセレノグルタチオンの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人SSINPAT
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-232816
公開番号(公開出願番号):特開2018-090498
出願日: 2016年11月30日
公開日(公表日): 2018年06月14日
要約:
【課題】セレノグルタチオンを高収量かつ高収率で製造するための新しい手法を提供する。【解決手段】L-セレノシステインを出発原料として、L-セレノシステインとグリシンとを連結してL-セレノシステイニルグリシンを得る工程(第1工程)、L-セレノシステイニルグリシンとL-グルタミン酸とを連結してγ-L-グルタミル-L-セレノシステイニルグリシンを得る工程(第2工程)、およびγ-L-グルタミル-L-セレノシステイニルグリシンを脱保護してセレノグルタチオンを得る工程(第3工程)を有する、液相法によるセレノグルタチオンの製造方法であって、前記第1工程および第2工程それぞれの連結における、所定のカルボキシ基とアミノ基との反応を、カルボキシ基の活性化剤としてのカルボジイミド類および反応促進用の添加剤を用いて行うことを特徴とする、セレノグルタチオンの液相製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
L-セレノシステインを出発原料として、L-セレノシステインとグリシンとを連結してL-セレノシステイニルグリシンを得る工程(第1工程)、L-セレノシステイニルグリシンとL-グルタミン酸とを連結してγ-L-グルタミル-L-セレノシステイニルグリシンを得る工程(第2工程)、およびγ-L-グルタミル-L-セレノシステイニルグリシンを脱保護してセレノグルタチオンを得る工程(第3工程)を有する、液相法によるセレノグルタチオンの製造方法であって、
前記第1工程は、アミノ基およびセレン原子が保護されたL-セレノシステイン誘導体と、アミノ基が脱保護され、カルボキシ基が保護されたグリシン誘導体とを反応させることで前記連結を行う工程であり、
前記第2工程は、アミノ基が脱保護され、カルボキシ基およびセレン原子が保護されたL-セレノシステイニルグリシン誘導体と、アミノ基およびα炭素に結合したカルボキシ基が保護されたL-グルタミン酸誘導体とを反応させることで前記連結を行う工程であり、
前記第1工程および第2工程それぞれの連結における、所定のカルボキシ基とアミノ基との反応を、カルボキシ基の活性化剤としてのカルボジイミド類および反応促進用添加剤を用いて行うことを特徴とする、セレノグルタチオンの液相製造方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
4H045AA20
, 4H045BA12
, 4H045EA20
, 4H045EA60
, 4H045FA31
引用特許:
引用文献:
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