特許
J-GLOBAL ID:201803019009514803

薄肉引抜細管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 棚井 澄雄 ,  志賀 正武
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-157819
公開番号(公開出願番号):特開2014-042942
特許番号:特許第6257069号
出願日: 2013年07月30日
公開日(公表日): 2014年03月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 生分解性医療器具の薄肉引抜細管であって、 前記薄肉引抜細管は、六方晶構造のマグネシウム(Mg)を含有する結晶からなる円管であり、該円管を構成する結晶は、該円管の円管軸方向から見て、六方晶の底面(0001)が該円管の半径方向と垂直をなす円周方向に対して5°〜90°の範囲の傾斜角で配向しており、 前記配向は、前記円管の半径断面に対する、後方散乱電子回折(Electron Back-Scatter Diffraction:EBSD)法を用いて得られた極点図において特定されるものであり、 前記傾斜角は、前記EBSD法により、前記円管の半径断面に対し、半径方向RDと円周方向TDとが交わる管肉厚中心部分を中心にした測定範囲を用いて測定したものであり、 前記測定範囲は、幅に対する高さのアスペクト比が1:4となる範囲であり、 前記EBSD法における測定面の法線方向は、前記円管の半径断面に対し垂直な軸方向からの視点であり、 前記配向は、前記六方晶の底面(0001)における最大ピーク強度の6/7以上のピーク強度を有する高密度配向組織Aに起因する強い信号が、前記円周方向に対する傾斜角は±30°以内で観測され、前記高密度配向組織Aが配向しており、 前記配向は、前記六方晶の底面(0001)における最大ピーク強度の1/7のピーク強度を有する低密度配向組織Bに起因する弱い信号が、観測される角度域を離散的に備えている、 ことを特徴とする薄肉引抜細管。
IPC (7件):
B21C 1/00 ( 200 6.01) ,  B21C 1/22 ( 200 6.01) ,  B21C 1/24 ( 200 6.01) ,  C22C 23/00 ( 200 6.01) ,  C22F 1/06 ( 200 6.01) ,  C22C 23/02 ( 200 6.01) ,  C22C 23/06 ( 200 6.01)
FI (7件):
B21C 1/00 L ,  B21C 1/22 B ,  B21C 1/24 ,  C22C 23/00 ,  C22F 1/06 ,  C22C 23/02 ,  C22C 23/06
引用文献:
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