特許
J-GLOBAL ID:201803019045148074

プーリ溝診断装置付きエレベータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸田 裕二
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-224876
公開番号(公開出願番号):特開2015-086031
特許番号:特許第6271948号
出願日: 2013年10月30日
公開日(公表日): 2015年05月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 エレベータの乗りかごに連結されたガバナロープによって乗りかごと連動して回転するガバナプーリと、前記ガバナプーリの回転に伴ってパルス信号を発生するガバナエンコーダと、を設け、前記パルス信号によって、前記乗りかごの位置及び速度を検出し、前記ガバナプーリの溝の磨耗異常を判定するプーリ溝診断装置付きエレベータにおいて、 前記パルス信号により前記乗りかごの速度及び位置検出を行い、前記乗りかごの位置に対して過速を判定し、過速と判定される場合、前記乗りかごの停止を行う安全コントローラと、 1系と2系とで2重化され、それぞれの前記パルス信号が前記安全コントローラへ入力される前記ガバナエンコーダと、 前記乗りかごに取り付けられ、昇降路の各階に設置された遮蔽板を検出することにより前記乗りかごの位置を検出する位置検出器と、 前記乗りかごを昇降させたとき、前記位置検出器が前記遮蔽板を通過するときの位置データを基に各階の階高データを作成して記憶する階高データ記憶部と、 を備え、前記乗りかごが昇降して記憶された各階の前記階高データを初期データとし、その後作成された前記階高データと比較し、両者のずれ量が予め設定された数値を超えた場合、摩耗異常であると判定するものであり、 前記予め設定された数値は、前記ガバナプーリのプーリ径の摩耗許容限界値から階高データのずれ量へ換算して予め求められた数値であり、 前記ガバナプーリの摩耗異常を判定すると、前記安全コントローラに設定している前記ガバナプーリのプーリ径データを小さく補正し、前記ガバナエンコーダのパルス信号あたりの乗りかごの位置データを小さくして前記階高データに対するパルス信号が多くなるように算出することを特徴とするプーリ溝診断装置付きエレベータ。
IPC (4件):
B66B 5/00 ( 200 6.01) ,  B66B 5/02 ( 200 6.01) ,  B66B 5/04 ( 200 6.01) ,  B66B 3/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
B66B 5/00 G ,  B66B 5/02 V ,  B66B 5/04 F ,  B66B 3/00 R
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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