特許
J-GLOBAL ID:201803019417721825

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 博通 ,  富岡 潔 ,  鵜澤 英久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-145857
公開番号(公開出願番号):特開2018-019466
出願日: 2016年07月26日
公開日(公表日): 2018年02月01日
要約:
【課題】電源電圧検出時の検出電圧遅延の影響を抑制する。【解決手段】入力フィルタ12を介して三相交流電源13に接続された系統連系用インバータ11と、電源電流検出器14の検出電流Iと電源電圧検出器15の検出電圧Vに基づいて、前記交流電源13の電力を制御する制御器100とを備え、制御器100は、遅延電圧検出部110によって、検出電圧Vの位相遅延分である検出遅延電圧V’を求め、遅延補正部170によって、検出遅延電圧V’に対して前記位相遅延分を進める演算を行い、遅延分を打消した補正検出電圧VUVWを算出し、検出電流Iに対して自動制御を施して得た補正前電圧指令値(固定座標変換器160の出力)に、前記補正検出電圧VUVWを加算器180にて加算して補正後の三相電圧指令値V*UVWを求め、該V*UVWとキャリア信号の比較により得たゲート信号(Gate)によって系統連系用インバータ11を制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力フィルタを介して交流電源に接続された系統連系用インバータと、 前記入力フィルタおよび系統連系用インバータの共通接続点電流を検出した検出電流と、前記入力フィルタおよび交流電源の共通接続点電圧を検出した検出電圧とに基づいて、前記交流電源の有効電力および無効電力を制御する制御手段とを備えた電力変換装置であって、 前記制御手段は、 前記検出電圧から、検出電圧の位相遅延分である検出遅延電圧を求める遅延電圧検出部と、 前記検出された検出遅延電圧に対して前記位相遅延分を進める演算を行い、遅延分を打消した補正検出電圧を出力する遅延補正部と、を備え、 前記検出電流を、前記検出遅延電圧の位相に同期したdq座標系に座標変換したd,q軸電流に対して、d,q軸電流指令値に追従させる自動電流制御を施してd,q軸電圧値を求め、該d,q軸電圧値を、前記検出遅延電圧の位相に同期した三相電圧に逆変換して得た補正前電圧指令値に、前記遅延補正部から出力された補正検出電圧値を加えて補正後の三相電圧指令値を算出し、該補正後の三相電圧指令値とキャリア信号の比較により得たゲート信号によって前記系統連系用インバータを制御する電力変換装置。
IPC (1件):
H02M 7/48
FI (1件):
H02M7/48 R
Fターム (13件):
5H770AA05 ,  5H770AA15 ,  5H770BA11 ,  5H770CA04 ,  5H770CA05 ,  5H770DA03 ,  5H770DA41 ,  5H770EA25 ,  5H770HA02Y ,  5H770HA03Y ,  5H770HA19Y ,  5H770KA01Y ,  5H770KA01Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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