特許
J-GLOBAL ID:201803019518763413
自己完結型符号化構造を符号化または復号する場合のパレット予測子初期化子
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
阿部 琢磨
, 黒岩 創吾
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-535777
公開番号(公開出願番号):特表2018-507597
出願日: 2016年01月29日
公開日(公表日): 2018年03月15日
要約:
本発明は、HEVC SCCにおいて定義されるようなパレット予測モードを使用し、例えば、画像をビットストリームに符号化する、または画像をビットストリームから復号する、画像を処理するための方法およびデバイスに関係する。画像は、階層符号化構造に分割される。デコーダにおいて、方法は、2つの符号化構造の処理されたそれぞれのブロックに対して、それぞれのエントリインデックスを対応する画素値に関連付けるエントリを含む関連パレットを使用するパレット符号化モードを用いて、同じ階層レベルを有する2つの自己完結型符号化構造の符号化されたデータを復号することであって、処理されたそれぞれの画素ブロックに関連付けられたパレットが、ビットストリームからの予測情報を使用して、パレット予測子から予測される、ことと、ビットストリームから、2つの自己完結型符号化構造よりも階層的に上の符号化構造に関連付けられたパレット予測子初期化子を得ることと、同じ得られたパレット予測子初期化子を使用して、それぞれの自己完結型符号化構造に対するパレット予測子を初期化することと、を含む。【選択図】図12b
請求項(抜粋):
ビットストリームから少なくとも1つの画像を復号する方法であって、前記画像が複数のスライスを含む階層符号化構造に分割され、前記スライスがそれぞれ、前記画像において同じ階層レベルを有し、前記方法が、
パレット符号化モードを使用して、2つのスライスの符号化されたデータを復号するステップであって、前記パレット符号化モードが、前記2つのスライスの処理された画素ブロックのそれぞれに対して、それぞれのエントリインデックスを対応する画素値に関連付ける1組のエントリを含む関連パレットを使用し、処理されたそれぞれの画素ブロックに関連付けられた前記パレットが、前記ビットストリームからの予測情報を使用して、パレット予測子から予測される、ステップと、
前記ビットストリームから、前記スライスよりも階層的に上の符号化構造に関連付けられたパレット予測子初期化子を得るステップと、
前記得られたパレット予測子初期化子を使用して、前記2つのスライスのそれぞれに対する前記パレット予測子を初期化するステップであって、前記初期化されたパレットに後続するそれぞれのパレット予測子が、現在復号されているブロックに関連付けられた現在のパレット、および前記現在のパレットを予測するために使用された前記パレット予測子からビルドされる、ステップと、
を含む、方法。
IPC (3件):
H04N 19/70
, H04N 19/436
, H04N 19/94
FI (3件):
H04N19/70
, H04N19/436
, H04N19/94
Fターム (6件):
5C159KK13
, 5C159MD04
, 5C159PP12
, 5C159RB14
, 5C159RB15
, 5C159RC11
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (4件)
-
High Efficiency Video Coding (HEVC) Screen Content Coding: Draft 2
-
Non-SCCE3: Palette predictor resetting[online]
-
AhG10: palette predictor stuffing
-
Non-CE1: On palette prediction for slices
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審査官引用 (4件)
-
High Efficiency Video Coding (HEVC) Screen Content Coding: Draft 2
-
Non-SCCE3: Palette predictor resetting[online]
-
AhG10: palette predictor stuffing
-
Non-CE1: On palette prediction for slices
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