特許
J-GLOBAL ID:201803020161583487

マルチピースソリッドゴルフボール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人英明国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-234986
公開番号(公開出願番号):特開2018-089099
出願日: 2016年12月02日
公開日(公表日): 2018年06月14日
要約:
【解決手段】 本発明は、コアと最外層との間に中間層を介在させたマルチピースソリッドゴルフボールであり、中間層が、(A)イオン性のオレフィン-メタクリル酸-不飽和カルボン酸エステル共重合体、(B)非イオン性のオレフィン-アクリル酸共重合体、(C)有機酸又はその金属塩、及び(D)塩基性無機金属化合物を含む熱可塑性樹脂組成物により形成されると共に、最外層が、(a)特定のイオン性のオレフィン-不飽和カルボン酸共重合体、(b)特定のイオン性のオレフィン-不飽和カルボン酸-不飽和カルボン酸エステル共重合体を含む熱可塑性樹脂組成物により形成され、該樹脂組成物の特定条件下での動的粘度弾性試験における引張貯蔵弾性率(E’)と引張損失弾性率(E”)との比(Tanδ)が0.150以下となる。【効果】 本発明は、特異な中間層材料及び最外層材料を組合せたものであり、大きな低スピン効果及び飛距離増大を得ることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コアと最外層との間に、少なくとも1層の中間層を介在させたマルチピースソリッドゴルフボールにおいて、上記中間層は、下記(A)〜(D)、 (A)イオン性のオレフィン-メタクリル酸-不飽和カルボン酸エステル共重合体、 (B)非イオン性のオレフィン-アクリル酸共重合体、 (C)有機酸又はその金属塩、 (D)上記(A)〜(C)成分中の酸基の80モル%以上を中和するための塩基性無機金属化合物 を含む熱可塑性樹脂組成物により形成され、上記(A)成分と(B)成分との配合割合(質量比)が(A):(B)=50:50〜80:20であり、該樹脂組成物のショアD硬度が40〜60であると共に、上記最外層は、下記(a)及び(b) (a)重量平均分子量(Mw)が40,000〜200,000であり、重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)が4.0〜10.0であり、且つ、不飽和カルボン酸の含量が16質量%以上であるイオン性のオレフィン-不飽和カルボン酸共重合体、 (b)重量平均分子量(Mw)が40,000〜200,000であり、重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)が4.0〜10.0であり、且つ、不飽和カルボン酸の含量が15質量%以下のイオン性のオレフィン-不飽和カルボン酸-不飽和カルボン酸エステル共重合体 を含む熱可塑性樹脂組成物により形成され、上記(a)成分と(b)成分との配合割合(質量比)が(a):(b)=70:30〜90:10であり、該樹脂組成物のショアD硬度が55以上であり、該樹脂組成物の温度24°C、振動数15Hz、歪2.0%の条件下で計測される動的粘度弾性試験における引張貯蔵弾性率(E’)と引張損失弾性率(E”)との比(Tanδ)が0.150以下であることを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。
IPC (6件):
A63B 37/00 ,  C08L 23/26 ,  C08L 23/08 ,  C08K 5/098 ,  C08K 3/00 ,  C08L 9/00
FI (14件):
A63B37/00 618 ,  A63B37/00 412 ,  A63B37/00 418 ,  A63B37/00 540 ,  A63B37/00 542 ,  A63B37/00 538 ,  A63B37/00 622 ,  C08L23/26 ,  C08L23/08 ,  C08K5/098 ,  C08K3/00 ,  C08L9/00 ,  A63B37/00 316 ,  A63B37/00 328
Fターム (10件):
4J002AC031 ,  4J002BB082 ,  4J002BB231 ,  4J002DE077 ,  4J002DE217 ,  4J002EG036 ,  4J002EG046 ,  4J002FD206 ,  4J002FD207 ,  4J002GC01
引用特許:
審査官引用 (8件)
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