特許
J-GLOBAL ID:201803020253928618
4価の二重特異性抗原結合タンパク質及び4価の四重特異性抗原結合タンパク質、ならびにそれらの使用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人川口國際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-532547
公開番号(公開出願番号):特表2018-529764
出願日: 2016年09月15日
公開日(公表日): 2018年10月11日
要約:
本発明は、複数の標的に結合する能力を有する4価の二重特異性抗原結合タンパク質及び4価の四重特異性抗原結合タンパク質に関する。二重特異性の抗原結合タンパク質を含む医薬組成物、及び四重特異性の抗原結合タンパク質を含む医薬組成物、ならびにそれらの産生方法も開示される。
請求項(抜粋):
二重特異性の4価抗原結合タンパク質であって、
a)第1の重鎖可変領域(VH1)及び第1のCH1ドメインを含む第1の抗体の第1の重鎖を含む第1のポリペプチドであって、前記第1の抗体が、第1の抗原に特異的に結合し、第2の抗体の第2の重鎖可変領域(VH2)を含むポリペプチドのN末端に前記第1の重鎖がそのC末端を介して融合され、第2のCH1ドメインのN末端に前記VH2がそのC末端を介して融合され、前記第2の抗体が第2の抗原に特異的に結合し、
i)前記VH1又は第1のCH1ドメインが、EUの番号付けを使用した位置39、位置44、及び位置183からなる群から選択される残基に正に荷電したアミノ酸を導入するためのアミノ酸置換を少なくとも1つ含み、かつ
ii)前記VH2又は第2のCH1ドメインが、EUの番号付けを使用した位置39、位置44、及び位置183に対応する残基からなる群から選択される残基に負に荷電したアミノ酸を導入するためのアミノ酸置換を少なくとも1つ含む、
前記第1のポリペプチドと、
b)a)に記載の第1の抗体の第1の軽鎖を含む第2のポリペプチドであって、前記第1の軽鎖が、第1の軽鎖可変領域(VL1)及び第1のCL領域を含み、前記VL1又は第1のCLドメインが、EUの番号付けを使用した位置38、位置100、及び位置176からなる群から選択される残基に負に荷電したアミノ酸を導入するためのアミノ酸置換を少なくとも1つ含む、
前記第2のポリペプチドと、
c)a)に記載の第2の抗体の第2の軽鎖を含む第3のポリペプチドであって、前記第2の軽鎖が、第2の軽鎖可変領域(VL2)及び第2のCL領域を含み、前記VL1又は第1のCLドメインが、EUの番号付けを使用した位置38、位置100、及び位置176からなる群から選択される残基に正に荷電したアミノ酸を導入するためのアミノ酸置換を少なくとも1つ含む、
前記第3のポリペプチドと、
を含む、抗原結合タンパク質。
IPC (4件):
C07K 16/46
, C12P 21/08
, C12N 15/13
, C12N 15/62
FI (4件):
C07K16/46
, C12P21/08
, C12N15/13
, C12N15/62
Fターム (11件):
4B064AG27
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA41
, 4H045DA76
, 4H045EA20
, 4H045FA74
引用特許:
出願人引用 (2件)
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二重特異性抗原結合タンパク質
公報種別:公表公報
出願番号:特願2012-515381
出願人:エフ・ホフマン-ラ・ロシュ・アクチェンゲゼルシャフト
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二重特異性四価抗原結合タンパク質
公報種別:公表公報
出願番号:特願2012-515382
出願人:エフ・ホフマン-ラ・ロシュ・アクチェンゲゼルシャフト
審査官引用 (2件)
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二重特異性抗原結合タンパク質
公報種別:公表公報
出願番号:特願2012-515381
出願人:エフ・ホフマン-ラ・ロシュ・アクチェンゲゼルシャフト
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二重特異性四価抗原結合タンパク質
公報種別:公表公報
出願番号:特願2012-515382
出願人:エフ・ホフマン-ラ・ロシュ・アクチェンゲゼルシャフト
引用文献:
出願人引用 (1件)
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JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY, 2015, Vol.290, No.12, p.7535-7562
審査官引用 (1件)
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A NOVEL ANTIBODY ENGINEERING STRATEGY FOR MAKING MONOVALENT BISPECIFIC HETERODIMERIC IGG 以下備考
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