特許
J-GLOBAL ID:201803020937425402

ナトリウム塩含有MMA-メタノール混合物の抽出による後処理

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  森田 拓 ,  前川 純一 ,  二宮 浩康 ,  上島 類
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-513792
公開番号(公開出願番号):特表2018-527375
出願日: 2016年09月14日
公開日(公表日): 2018年09月20日
要約:
本発明は、メタクロレインの直接的な酸化的エステル化によるメチルメタクリラートの製造方法に関する。メチルメタクリラートは、ポリマーの製造のため、および他の重合可能な化合物とのコポリマーの製造のために大量に使用される。さらに、メチルメタクリラートは、相応するアルコールとのエステル交換により製造することができる多様な、メタクリル酸(MAS)を基礎とする特殊エステルのために重要な構成要素である。このことから、この出発物質についてできる限り簡単で、経済的でかつ環境に負荷のかからない製造方法に関して大きな関心が生じる。ことに、本発明は、プロセス廃棄流を最小化することができかつプロセス水を最適な手法で再循環させることができる、メタクロレインの酸化的エステル化の反応器搬出物の最適化された後処理に関する。さらに、プロセス内で生じるメタクリル酸は最適に回収され、かつその際に単離されるかまたは有用材料のアルキルメタクリラートに反応させられる。さらに、この方法は、先行技術で説明されているよりもプラントの装置構成に比較的少ない要求が課せられることで済むという利点を有する。
請求項(抜粋):
第1の反応段階において反応器I中でメタクロレインを製造し、前記メタクロレインを第2の反応段階において反応器II中で、アルコールにより酸化的エステル化してアルキルメタクリラートにする、MMAの製造方法において、水、アルコール、少なくとも1つのアルカリ塩、メタクリル酸、および強酸を含む混合物から、蒸留塔IV中で、主にアルコールを含む低沸点画分を取得し、かつ前記アルコールをアルキルメタクリラートの製造のために再使用することを特徴とする、MMAの製造方法。
IPC (3件):
C07C 67/39 ,  C07C 67/54 ,  C07C 69/54
FI (3件):
C07C67/39 ,  C07C67/54 ,  C07C69/54
Fターム (10件):
4H006AA02 ,  4H006AC48 ,  4H006AD11 ,  4H006AD16 ,  4H006BC53 ,  4H006BD33 ,  4H006BD52 ,  4H006BE30 ,  4H006KA35 ,  4H006KC14
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特公昭43-020443
  • メタノールの回収法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-218876   出願人:株式会社クラレ
  • メタクリル酸メチルの精製法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-111778   出願人:旭化成工業株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 特公昭43-020443
  • メタノールの回収法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-218876   出願人:株式会社クラレ
  • メタクリル酸メチルの精製法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-111778   出願人:旭化成工業株式会社
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