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J-GLOBAL ID：201902210051762218   整理番号：19A1861276

電磁波群遅延特性を用いた金属管内の異物検出法

Clog Detection Method in Metal Tubes Using Group Delay Characteristics in Electromagnetic Waves

著者 (3件)： 長谷川勇気 (群馬大学大学院理工学府) ,  廣木星也 (群馬大学大学院理工学府) ,  本島邦行 (群馬大学大学院理工学府)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 139  号： 7  ページ： 652-656(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模工場または発電所において,金属管閉塞は時々深刻な事故を引き起こす。しかし,異物検出のための金属管試験は長い試験時間とかなりの労力を必要とする。そこで,金属管内の電磁波反射を用いた単一金属管の独自の検査法を提案した。しかし,分岐管に対しては,電磁波反射によって異物の位置を推定することは困難である。分岐管内の異物の位置を評価するために,電磁波の群遅延時間を用いた新しい検出法を提案した。電磁波の群遅延時間は,分岐領域によって影響を受けるのは僅かである。この新しい方法を検証するために,群遅延時間特性を分岐管で測定した。異物の位置は,本提案の方法で容易に検出できた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *故障検出 ,  欠陥検査 ,  *金属管 ,  *非破壊検査 ,  *電磁波伝搬 ,  夾雑物 ,  電磁波反射 ,  推定 ,  *群遅延特性 ,  製品検査 ,  定期検査 ,  地熱発電 ,  温泉 ,  配管 ,  円形導波管 ,  分岐導波管 ,  S行列 ,  実験 ,  遮断周波数
準シソーラス用語： 位置推定 ,  異物検査

著者キーワード (8件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (2件)： 非破壊試験  (HB02030F) ,  導波管,同軸線路  (NC04040N)

引用文献 (20件)：

• (1) A. Matsuda: “The Digital X-Ray Non Destructive Inspection Techniques”, Journal of the Vacuum Society of Japan, Vol. 54, No. 1, pp. 13-20 (2011) (in Japanese)
• 松田 淳:「デジタルX線非破壊検査技術」, 真空, Vol. 54, No. 1, pp. 13-20 (2011)
• (2) T. Katagiri, K. Sasaki, N. Yusa, and H. Hashizume: “Development of long-range inspection using TE mode microwaves for detecting axial cracks”, Transactions of the JSME, Vol. 84, No. 859, p. 17-00375 (2018) (in Japanese)
• 片桐拓也・佐々木幸太・遊佐訓孝・橋爪秀利:「配管内管軸方向割れ検出のためのTEモードのマイクロ波を用いた配管広域一括検査技術の開発」, 日本機械学会論文集, Vol. 84, No. 859, p. 17-00375 (2018)
• (3) Y. Hatsukade, S. Okuno, and S. Tanaka: “Development of Nondestructive Evaluation Technique Using HTS SQUID: SQUID NDE for Metallic Tubes”, J. IEICE, Vol. 106, No. 139, pp. 47-52 (2006) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (4件)： 電磁波 ,  群遅延特性 ,  金属管 ,  異物検出