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J-GLOBAL ID：201902210473296120   整理番号：19A2006374

常温動作キロワット出力Yb:YAGレーザーの開発

著者 (6件)： 谷口誠治 (レーザー技術総合研) ,  コスロービアン ハイク (レーザー技術総合研) ,  李大治 (レーザー技術総合研) ,  本越伸二 (レーザー技術総合研) ,  藤田雅之 (レーザー技術総合研) ,  井澤靖和 (レーザー技術総合研)
資料名： ILT年報  (Annual Progress Report. Institute for Laser Technology)
巻： 2019  ページ： 10-15  発行年： 2019年07月 
JST資料番号： J0650A  ISSN： 1340-6167  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・常温で動作するkW級高平均出力Yb:YAG TRAM(Total-Reflection Active-Mirror;全反射型アクティブミラー方式)レーザの開発を目標として,レーザ媒質の発熱対策に水噴流冷却方式を使い,935nmの励起光源による高励起レーザ発振実験を実施。
・レーザ媒質の励起光吸収効率を高め,冷却水温を7°Cまで低下すると,2種類のTRAMで0.6以上の高いスロープ勾配が実現。
・100kW級の出力予測を実行。媒質の発熱を抑制できる零フォノン線(969nm)励起を使うと,935nm励起に比べて出力特性が向上し,発振効率が増大する可能性を発見。

シソーラス用語： 高出力レーザ ,  YAGレーザ ,  水冷 ,  *レーザ材料 ,  噴流 ,  *レーザ発振 ,  反射鏡 ,  レーザ共振器 ,  レーザ出力 ,  *Yb:YAGレーザ ,  ウォータジェット
準シソーラス用語： スロープ勾配 ,  水噴流 ,  全反射型アクティブミラー ,  零フォノン線

分類 (1件)： 固体レーザ  (BD04080W)

引用文献 (8件)：

• 谷口誠治他、ILT2018年報、pp.9-12(2018).
• 谷口誠治他、ILT2018年報、pp.13-16(2018).
• 谷口誠治他、ILT2017年報、pp.9-13(2017).
• D. C. Brown, V. A. Vitali, IEEE J. Quantum Electronics, 47, pp.3-12 (2011).
• J. Koerner, C. Vorholt, H. Liebetrau, M. Kahle, D. Kloepfel, R. Seifert, J. Hein, M. C. Kaluza, J. Opt. Soc. Am. B, 29, pp.2493-2502 (2012).

タイトルに関連する用語 (4件)： 常温 ,  Yb ,  YAGレーザー ,  開発