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J-GLOBAL ID:201902210667219391   整理番号:19A1817450

口腔Bifidobacteriumの酸生成能とその高フッ化物耐性【JST・京大機械翻訳】

Acidogenic Potential of Oral Bifidobacterium and Its High Fluoride Tolerance
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  ページ: 1099  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Bifidobacteriumは,早期の小児齲蝕蝕および白色斑点病変において頻繁に検出され,それが新規なう蝕関連細菌であることを示している。Bifidobacteriumはユニークな代謝経路を有することが知られており,その酸産生を増加させることにより,それを生み出す可能性がある「bifid分路」があることが知られている。そこで,著者らは,Bifidobacteriumの酸産生活性とそのフッ化物に対する感受性,齲蝕蝕予防試薬を評価した。Bifidobacterium longum,Bifidobacterium dentiumおよびStreptococcus mutansを用いた。酸生成活性は,嫌気性条件下でフッ化物の不在および存在下でpHスタットを用いて測定した。さらに,代謝分析を行い,フッ化物の阻害効果の基礎となる機構を解明した。pH5.5でのBifidobacteriumの酸生産はpH7.0で見られるものほど高く,BifidobacteriumがS.mutansより少ない酸を生産したが,Bifidobacteriumは高いう蝕原性を持つことを示した。加えて,Bifidobacteriumは細胞外炭水化物の不在下で酸を生産し,細胞内多糖類を貯蔵できることを示唆した。Bifidobacteriumはグルコースよりラクトースから多くの酸を生産した。Bifidobacteriumは主に酢酸を生産したが,S.は主に乳酸を生産した。酸生産に対するフッ化物の50%阻害濃度(IC50)は,S.mutansにおけるよりもBifidobacteriumにおいて6.0~14.2倍高かった。フッ化物は解糖においてエノラーゼを阻害し,3-ホスホエノールピルビン酸,グルコース6-りん酸,及び赤血球4-リン酸の細胞内蓄積をもたらした。しかし,bifidシャントは酢酸を生産するために使用できるバイパス経路を提供し,Bifidobacteriumがフッ化物の存在下で炭水化物を代謝できることを示唆した。その排他的な酢酸産生はう蝕の病因に寄与することが示唆される。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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土壌生物  ,  微生物生理一般  ,  微生物の生態 
引用文献 (37件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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