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J-GLOBAL ID：201902211083960489   整理番号：19A1875242

「量子ビームで拓く荷電膜の未来-ガンマ線・電子線からイオンビームへの展開-」膜技術と水素社会-膜分離新ISプロセス技術の開発-

Contribution of Membrane Technology to Hydrogen Society-Development of Membrane IS Process-

著者 (6件)： 稲垣嘉之 (日本原子力研究開発機構) ,  坂場成昭 (日本原子力研究開発機構) ,  田中伸幸 (日本原子力研究開発機構) ,  野村幹弘 (芝浦工大) ,  澤田真一 (量子科学技術研究開発機構) ,  八巻徹也 (量子科学技術研究開発機構)
資料名： 日本海水学会誌  (Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan)
巻： 73  号： 4  ページ： 194-202  発行年： 2019年07月25日 
JST資料番号： F0235A  ISSN： 0369-4550  CODEN： NKAGBU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱化学ISプロセスは,水の熱分解により高効率で大量かつ安定に水素を生産できる有望な水素製造法である。膜による化学反応技術に関する研究開発を,ISプロセスの効率と太陽熱の応用を改善する目的で行った。ヨウ化水素と硫酸の分解反応に応用されるセラミック膜の基礎技術を開発し,各反応における分解の転化率を著しく改善できることが期待される。ブンセン反応に適用される陽イオン交換膜の基礎技術を,放射線誘起グラフト化技術を用いて開発し,ヨウ素の量を従来法と比較して約1/5に低減できることが期待される。これらの成果は,ISプロセスの実用化のための重要な技術である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *膜分離 ,  *製造 ,  *熱分解 ,  加熱 ,  セラミック膜 ,  ヨウ化水素 ,  硫酸 ,  イオン交換膜 ,  グラフト共重合 ,  放射線重合 ,  *水素製造 ,  *水熱分解 ,  陽イオン交換膜 ,  太陽熱暖房
準シソーラス用語： 太陽熱加熱

分類 (2件)： 気体燃料の製造  (YE02030F) ,  膜分離  (XD02120Z)

引用文献 (22件)：

• 1)環境省,2016年度(平成28年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について(平成30年7月27日修正)
• 2)J. E. Funk and R. M. Reinstrom, Final report, energy Depot electrolysis Systems Study, TID 20441(EDR 3714), A(1964)
• 3)G. de Beni and C. Marchetti, Hydrogen, key to the energy market, Eurospectra, 9, 46-50(1970)
• 4)G. de Beni, G. Pierini and B. Spelta, The reaction of sulphur dioxide with water and a halogen. The case of iodine: reaction in presence of organic solvents, Int. J. Hydrogen Energy, 5, 141-149(1980)
• 5)J. H. Norman, Thermochemical water-splitting for hydrogen production, GRI-80/0105(1981)

タイトルに関連する用語 (12件)： 量子ビーム ,  荷電膜 ,  未来 ,  ガンマ線 ,  電子線 ,  イオンビーム ,  展開 ,  膜技術 ,  水素社会 ,  膜分離 ,  ISプロセス ,  開発