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J-GLOBAL ID:201902211809073401   整理番号:19A2071048

ICT を活用した情報発信ツールを東西で融合することによる科学教育の展開 - 効果的な情報伝達,遠隔地との共同研究,ネットワークシステムの構築 -

著者 (2件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 27-32(J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U1627A  ISSN: 1882-4684  資料種別: 会議録 (C)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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情報発信のツールとして ICT を活用することが一般的になりつつあるが,インターネット上で公開した情報は,それが希少価値のある教材であるとしても,偶発的に検索されて広域に拡散する速度は非常に遅い。誰もが検索可能なネット上の情報であっても,教材として利用する限り,それを取り扱う教育者の存在が大きく関与する。実際,情報公開により全国のインターネットユーザからの問い合わせはあるが,内容について正しく有効利用ができているのは出前授業を行った学校や,講義の参加者であることが多い。現在,研究分野,指導領域に共通性のある 2 教員が,密に連絡を取れる状況でお互いの情報発信ツールを共有し,積極的に教育に利用することの有効性を確認するため,岐阜県恵那市にある恵那エネルギー環境研究所(以下,恵那エネ環境研)と栃木県足利市にある足利工業大学総合研究センター(以下,足利工大総研センター)との間で共同研究を行っている。両者の約20 年に亘る自然エネルギー・環境に関する研究は,各々の地域で一定の評価を得ているが,その活動拠点はそれぞれ中部エリアと関東エリアが中心となる。相互に関連し合い,有効活用できるデータを共有することにより,提供する情報に厚みをもたせ,説得力を向上させる試みをほぼ 1 年続けてみた手応えを,事例紹介を含めて報告する。またこのような遠隔地との共同研究や科学教育実践を想定した専用の ICT 構築についても言及し,今後の方向性についても検討する。(著者抄録)
引用文献 (7件):
  • 1)丸山晴男:「家庭用気象データ連携収集型太陽光・風力発電システムの開発」,太陽エネルギー,日本太陽エネルギー学会,Vol.35,No.3,PP47-52,(2009).
  • 2)丸山晴男:「家庭での自然エネルギー利用の実践と学校や地域への環境教育への応用展開」,エネルギー環境教育研究,日本エネルギー環境教育学会 Vol.4,No.2,PP33-40,(2010).
  • 3)丸山晴男:「土岐市プラズマ研究委員会の活動:4.3.自然エネルギーの利用/実践教育への取り組み」NIFS NEWS,核融合科学研究所,No196,PP8-9,(2010).
  • 4)丸山晴男:「インターネットを利用した自然エネルギー利用研究の推進と環境教育のへの応用」,教育実践科学研究センター紀要,岐阜聖徳学園大学,No.10,PP183-192, (2011).
  • 5)丸山晴男:「自然エネルギー利用とその包括的・継続的情報発信によるエネルギー環境教育への応用」,エネルギー環境教育研究,日本エネルギー環境教育学会,Vol.7,No.1,PP3-7,(2012).
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